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SNS新世代のアメリカでのデートアプリ体験

2021年3月19日
野田理恵 (アメリカ)

恋活・婚活もパンデミックで様変わり

パンデミックは、わたしたちのライフスタイルに大きな影響を与えました。

先日、世界のトレンドを先読みするZEITGUIDEという団体がホストする「カルチャークラス」というバーチャルイベントに参加したのですが、現在は「ソーシャル 3.0(第三次SNS改革期)」であると言われていました。

自由に人と会えない環境だからこそ、今まで以上に人とのつながりを渇望する動きが起こり、昨年はClubhouseはもちろん、心身の健康をサポートするエクササイズや瞑想アプリなどがアメリカでは数多くローンチされ、人気を博しました。

恋活・婚活もパンデミックで様変わりしたものの一つ。

離婚してシングル生活を満喫しているわたしですが、昨年末になってようやく長引く厳戒態勢を改め、ネットで見かけた「デートアプリ比較」の記事にあったおすすめアプリを試してみることにしました。

今回は、その体験についてお話します。

実はわたしのデートアプリ体験は、今回が初めてではありません。

10年近く前、離婚人(英語でdivorceeといいます)になって間もない頃、周りの友人知人から進められるままに様々なアプリを1,2年に渡って試したことがあります。

その時は勝手が分からず、実際にデートアプリでパートナーと出会った友達をロールモデルにしていました。

彼女はとにかく数を攻めたタイプで、週5の勢いで様々な男性とデートをしまくった後にパートナーと出会いました。

彼女の体験談にすっかり感化されたわたしは、早い話が2,3のメッセージのやりとり→「とりあえず会いませんか?」→お茶をしてその後の様子を見る、ということを繰り返していたわけです。

 

わたしなりのガイドラインを決めてみた

でもね、これはわたしのパーソナリティには合っていませんでした。

当時はそれに気付かず、「とにかく会ってみる。そして、何回か会ってみなければ分からない」の精神でいましたが、貧乏くじしか引かなかったです(苦笑)

今は笑い話ですが、自己理解が足りなかったことと自信の無さが原因だったと思います。

前回のコラムで自信について書きましたが、今でこそネイティブ相手に「喧嘩上等」のわたしも、自信をつけるまでには長い道のりがありました。

そんな過去の経験を踏まえ、わたしは幾つかのガイドラインを決めました。(初回のコラムで書いた境界線/バウンダリーです)。

①自分のプロフィールに「いいね!」をくれたが、コメントの無い人は除外。
②相手からのコメントは、本当に返事をしたければする。義理で返事を返さない。
③自分を偽らず、直感を信じる。
④相手に対する疑問は遠慮せず聞く。

①と②は、以前のわたしがFOMO(Fear-of-Missing-Out)全開で時間を浪費した点です...。

FOMOは見たまま「フォモ」と発音するんですが、「割引は今日まで!この機会を逃したら損するかも!」と焦燥感から必要でないものを買ってしまったり、「友達みんなが入会してるから、わたしも!」と仲間外れになりたくない気持ちから、興味もないクラブやら何やらに入ったりという場面で使われる表現です。

当時は小さなきっかけも無駄にしたくない一心で頑張っていましたが、今はまだ以前のような気軽さで見知らぬ人と会うにはちょっと警戒する状況。

最終的に自分の直感を信じると決めました。これはあくまでわたし個人の選択で、人によってベストなアプローチは違うと思います。ご参考まで。

 

ソーシャル3.0の「ユー・ガット・メール」

自分でガイドラインを決めたものの、使用開始から数か月の現在、返事をする機会はほぼありません(笑)

原因は年齢的なものと、無料ユーザーであることだと踏んでいます。

アメリカのデートアプリは大抵、自分のプロフィールをより多くのユーザーに見てもらうために有料オプションを購入しなければなりません。ネット広告と一緒なんです。

そのなかで、延々とメッセージのやりとりをしている人がひとりだけいます。話すことが尽きないというのは良い兆候だと思うのですが、ビデオ通話が一般的な昨今、メッセージのみのやりとりとは...。

世界ウーマン事務局の周さと子さんから「”ユー・ガット・メール”みたい!」と言われ、「え、そんな昔の話!?」といそいそとYouTubeで映画のあらすじを復習したら、ダイヤルアップ回線接続の場面があって、吹き出して笑っちゃいました。

20年前は、あのピピーっガガーっていう接続音を聞きながら普通に待ってたんですよ、わたしたち。すごいですよね。ソーシャル3.0世代にありながら「ユー・ガット・メール」はしのびない(笑)

相手(Cさんとします)からのメッセージは毎回長文で、返事をするのが大変になってきたので、こちらから「電話して良いですか」と提案。快諾してくれたので、先日初めて電話で話しました。

たわいもない話で盛り上がり、時間の経過を忘れ、気付けば話し込むこと2時間。楽しかったので、(これはもしかすると、もしかするか?)と、通話を終える間際に「いつか直接会いましょうよ!」とノリで言っていました。

正直なところ、わたしはCさんからのイニシアチブが欲しいですが、彼はそういうタイプではなさそうなのです。

他のユーザーともやりとりをしている可能性も大いにあるので、一人に肩入れするようなことはしていないのかもしれません。

さあ、わたしは主導権を握り続けるべきなのでしょうか。それとも、現状は既にディールブレイカー(交渉決裂の要素)なのでしょうか。

答えはまだ出ていませんが、あまり考えすぎず自分の心の声に耳を澄ましたいと思います。

ソーシャル3.0のデートアプリ体験談、お楽しみいただけたら嬉しいです。次回もお楽しみに!

Written by 野田理恵(アメリカ)

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