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海外でのホームパーティで絶対に外さない日本料理おもてなし術!

2021年1月20日
アレン真理子 (イギリス)

ホームパーティサバイバル術を一挙公開します!

ハッピーニューイヤー!!と華々しく始まるはずの新年も…、イギリスはクリスマス直後にロックダウンに突入。

冬休みが終わっても誰とも会えず、人恋しく、友人達とのZoomチャットが欠かせない今、その議題は「ロックダウンが終わったらみんなで集まろうねー!!」に尽きる。

その「集まり」であるが、イギリスでは少しお近づきになるとレストランで会食、よりも自宅にお招きして一緒に食事をするいわゆる「ディナーパーティ」が主流である。

日本や東南アジアのように美味しいお酒やお食事がカジュアルに楽しめるレストランや居酒屋系が少ないからなのかどうなのか、よくわからないが、とにかく彼らはホームパーティが好きである。

少し仲良くなった友人に「’Would you like to come over for dinner? ‘ (夕食にうちに来ない?)」と言われたら、やっとあなたも正式に「お友達」として認められたと思って良い。

こんな時は「’We would love to !’ (ぜひ!)」とお返事して、ちょっとお洒落して、ちょっと背伸びして値の張ったワインを持参してお伺いしましょう。

そしてこのようなお誘いがあった後は、なるべく早いうちに自分たちがホストとしてご招待しかえさなければならない。お誘いにのるばかりなのはマナー違反、そのうちお友達付き合いが減ってしまう。

さて、誘ったはいいものの、いったいどのようなメニューにすれば良いのか?

海外生活がいかに長かろうが、如何せん、ここは日本人のはしくれとして、「日本の食の美」をアピールせねばなるまい。

そこで海外生活25年、イギリス人の旦那を持ち、シンガポール、マレーシア、イギリスで数々の「修羅場」を乗り越えてきた筆者の独断と偏見に満ちた「ホームパーティサバイバル術」を一挙公開いたしましょう!

 

外したことのない黄金メニューは?

左から時計回りに「エビ、アボカド、サーモンのサラダ」「春巻きは肉・野菜2種類」「チーズケーキ」

まずはおすすめメニューから。なお、下記のメニューはあくまで日本人以外、主に欧米諸国のゲスト向けメニューであることを心得ていただきたい。

アジア系のゲストは和食への寛容度が西洋人よりかなり大きい、というのが筆者の意見である。

外したことのない黄金メニュー

・ナス田楽(味噌味が思いのほか受ける)
・カルフォリニア巻きなどの巻き寿司(なまものは使わない事)
・スモークサーモン、アボカドを使った前菜
・春巻き、餃子(特に餃子はイギリス人に大人気!)
・天ぷら(Fish & chips を彷彿とさせるのか?一番人気)
・串カツ(揚げ物は概して評判が高い)
・唐揚げ ピリ辛ネギソース(上記と同じ)
・照り焼き(チキン、サーモン他。照り焼き味も外国人は大好き)
・カツカレー(カツカレーは今や寿司/天ぷらを超える大人気メニュー)
・お魚のホイル巻き(味噌味が喜ばれる。キノコ類も添えて)

見た目はいいのにそんなに受けない

・ちらし寿司(見慣れないチラシよりは巻き寿司の方がおすすめ)
・煮物類(肉じゃが、大根煮他、出汁の旨味がわかりにくいのかも?)
・各種豆腐料理(食感と薄味がイマイチうけない)

これは初回は出さない方がいいかも

・刺身、のり(アジア在住経験が長い人以外、苦手な人が多い)
・うに、いくら、とびこ、タコ、イカ、ほたて、生牡蠣などのシーフード類
・うなぎ(イギリス人は概してうなぎによい印象をもっていない)
・温泉卵(生卵は避ける人が多い)
・納豆(匂いがきつすぎ)
・あんこ類(デザートとしてピンとこないらしい)
・お漬物、おしんこ類 (あまり馴染みがない様子)
・茶碗蒸し(お菓子と間違わられてガックリされた経験あり)

ワサビマヨネーズ和えの前菜をチェックするゲスト

いままでの経験からして、欧米人は味がはっきりしたものを好む。出汁の味をきかせた薄味の煮物などはあまりうけない。

お魚はエビやホタテなどより、サーモンや白身魚が無難。お刺身など、なまものは苦手な人が多いので初回はさけるべし。

’Oh, we LOVE Japanese foods!’ とか言うから、安心してお刺身や煮物をだしたら、ほとんど手付かずだった苦い経験がある。

(次ページへつづく)

次のページ当日のおもてなしプラン、接待する際の秘訣、気を付けること

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