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”HavingよりBeingが大事、あなたらしい本物の生き方を” 畑山理沙さん(シンガポール)

2019年1月29日

東京でもがいていた私を変えてくれたニューヨーク


理沙:アメリカの大学へ4年間行って、22歳で日本に戻ってきて、28歳まで東京にいて、その間実は結構悩んでました。全然自分らしくいられなかったんです。日本の社会にフィットしようと必死でした。今だったら開き直ってネタにできますけど、当時は自分をひた隠しにしてましたね。

事務局:今の理沙さんからは全然想像つかないですね。

理沙:そうですか?当時すごく彼氏がほしかったし、結婚願望もすごくあったし。それで、コンパとかに行くんですね。でも、「留学してた」とか「メリルリンチで働いてる」とか言ったら、連絡先すら聞かれないんです。そういうことを言った瞬間にササーっと波が去って行く感じ。だから盛り上げるために「お茶汲みでーす」なんて言っていたら、デートに誘われたりするんですね。デートに行っても、聞き役に徹する。そんな風にできた彼氏なんて全然自分を出せないですね。

事務局:そうですね。

理沙:「こんなんなのかなー」とずっと思ってましたね。「なんか違う気がするんやけどねー」って。モヤモヤしまくっていました。

事務局:それが変わり始めたのはいつ頃だったのでしょうか?

理沙:28歳の時にニューヨーク勤務になった時ですね。転勤でアメリカに行けるチャンスがあったんです。そこから自分らしく生きるということを身体で覚えていった感じですね。ニューヨークが教えてくれました。夫と偶然再会したのもニューヨークでしたね。

事務局:ニューヨークで人生が大きく動いてくる感じがしますね。

理沙:そうですね。ニューヨークに着いて、最初は不安だったんです。日本人が一人もいない部署だから丈夫かなとか。

事務所:分かります。

理沙:でもオフィスに行った初日にまず思ったのは、「はぁ~、息できる!!」。

事務所:日本のオフィスと何が違ったのでしょう?

理沙:自分が何をしても、何を言っても、誰も、何も気にしないというこの雰囲気。だからラザニア事件と共通してますよね?ラザニアを手でつかんで投げようが、ラザニアが宙を舞おうが、犬がそれをペロペロ食べようが、誰も何も気にしない。そんなことは自分がどう思うかが大切で、他人の目は関係ないんですよね。

事務所:なるほどー。

理沙:東京にいた時に外資系企業で働いていましたが、それでも空気を読まなくてはいけない感はすごくありました。ミーティングの時に良かれと思って発言したら、「ちょっと君、何を言ってるの?」というような。自分の意見を言ったら空気を乱してしまうというように感じて、それが自分を小さくさせてたんですね。だから人の目を常に気にしていました。

事務所:そうだったんですね。

理沙:ニューヨークははちゃめちゃ。オフィスなのに仕事していない人がたくさんいて、「したかったらしたらいいやん」という雰囲気なんです。「俺を見て」「私すごいでしょ」みたいにやたらアピールしあう生産性のないミーティングとか日本ではあり得ませんよね。そういうのが新鮮でわくわくしました。

事務所:そうだったんですねー。

理沙:日本って生産性重視で、発言も選ばなくてはいけないというプレッシャーはないですか?

事務局:そうですね、いかに波風を立てない発言をするかという。

理沙:そうそう、まさにその真逆ですね。アメリカのやり方も問題があるとは思いますが、当時の私にはそれが本当に新鮮だったんです。

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