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”ストレスフリーでのびのび起業ライフ” ハワード美香さん(オーストラリア)

2018年9月10日

ないからと言って諦めず、自分で作ればいい


事務局:日本語教室がなかったから自分で作ってしまったというのはすごいですね!

美香:元々教師だったので、教えることが好きだったんです。

事務局:ちなみに何の先生をされていたのですか?

美香:中学校と高校の英語の先生です。中学校の時の英語の先生がすごく素敵で、その先生に憧れて英語の先生を目指すようになりました。大学在学中にアメリカに留学をして、実際に世界に触れるようになりました。英語の先生になってずっと日本国内に住んでいたんですけど、旅行はよくしていました。

事務局:なるほど、英語、教師、旅行とすべてが現在につながっている気がしますね。現在運営されているすみれ日本語教室について、具体的にお伺いしてもよろしいですか?

美香:20分以内に通える日本語教室というのがコンセプトです。ゴールドコーストにも補習校はあるのですが、自宅から遠い場合は通うだけでも大変です。子どもたちも他の習い事があったりして忙しいので、時間を理由に日本語を諦めなくていいようにしたいと思いました。うちでは基本となる読み書きを中心に学んでもらっています。しっかり力をつけてもらうのでがっつり宿題も出します。午前中に未就学児の授業を行い、午後は小学生の授業を放課後に行っています。しっかり身につけてほしいから宿題も出しますが、たまに落語家を呼んで落語会を開催したり、公園でキッズヨガをしたり、楽しみながら学んでもらえるように工夫しています。

事務局:日本語学習にはやはり読み書きは欠かせませんよね。親子だけで学習を続けていくのはなかなか難しいので、通いやすいところに日本語教室があると親御さんも助かると思います。また、アクティビティも開催されると、子どもも楽しみながらモチベーションをキープできると思います。

美香:最初はママ友の子どもたち4~5人を対象にはじめた日本語教室でしたが、徐々に口コミで広がり、今ではゴールドコースト・ブリスベンに合計16の教室ができました。100人以上の子どもたちが元気に通ってくれています。(次ページへつづく)

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