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“どこにいても自分らしく生きる。トータルライフコーチングの必要性とは?” ホイスラー愛さん(ドイツ)

2018年11月26日

ライフコーチングとは?


事務局:ライフコーチングは、会社員を辞めて起業するきっかけとなったのですね。ライフコーチングについてもう少しご説明していただけますか?コーチングって最近よく聞くのですが、実際のところよく分からなくて…。

めぐみ:そうですね、コーチングって色々なことができるので一言ではお伝えしづらいのですが…例えば、その方の視点を切り替えて、広げていくことで、「もっとこういうことができるかもしれない。ああいう楽しみ方もあるかもしれない。」と本人も気づいていなかった可能性を広げることだと思うんです。その人その人で細かいテーマは変わってくるのですが、ベースとなるのは、心が豊かな状態で楽しみながら海外生活を送れるように、コーチング・サポートしていくことです。

事務局:慣れない海外生活だと、物事が思うようにできなくて視点もネガティブになりがちですよね。

めぐみ:改めて自分を見つめ直す機会って実はあまりないと思うんです。自分を褒めることってあまりないのではないでしょうか。でも見方を変えてみると、できていることって意外とあるんです。どの方も可能性を持っています。「あ、私こんなことできたんだ!」「これをしていたら何だか楽しい!」そういうポイントを引き出していって実際に形にしていくお手伝いができたらなと思っています。コーチングを通してやりたい仕事が見つかった場合は具体的に商品設計から集客販売など多岐に渡るコンサルティングサポートもしています。

事務局:確かに自分で考えているだけでは気付かないことってあると思います。自分では何とも思っていなかったことを人に褒められて、「これってすごいの?」と驚いた経験があります。

めぐみ:特に日本人女性って謙虚過ぎると言いますか、自分を褒めることが少ないんです。すごくもったいないです。海外に出て、言葉にも自信がないし、小さい子供がいて思うように動くことができなくてモヤモヤしている方も結構多いのですが、そういう時期も長期的な視点を持つことで、過ごし方を変えていくことができるんです。

事務局:女性には、妊娠・出産という男性にはないライフイベントがありますし、そのステージをどのように過ごしていくのかは、世界ウーマン読者にとっても大きなテーマだと思います。海外に住んでいると、日本のように便利ではないことが多いですし、言葉の面などでやりたいこととが思うようにできなかったりします。そういう時でも諦めずに、長期的な視点を持つことも大切なのですね。

めぐみ:それが「ライフコーチング」です。短期的に結果を上げることを謳ったコーチングもありますが、私の場合は、長期的な視点でじっくりと続けていくことに重点を置いています。短期的に結果を上げることも決して否定はしませんが、それをキープしていくことの方がより大切なんですね。

事務局:なるほど。

めぐみ:また、エニアグラムを利用して、人の資質を見ながら、その人の適性や強み、情熱を見つけていくことも行っています。

事務局:エニアグラムって性格や思考、行動パターンなどを9つのタイプに分けて分析するツールですね。

めぐみ:すごく大まかに言うとそうですね。エニアグラムを使うと、本来の自分を知るきっかけとなりますよ。あと、クライアントさんには「何でも言ってください」とお伝えしています。先生というよりは、もっと近い立場に立たせてもらって、なんでも相談してもらっています。例えば、国際結婚についての愚痴も聞きますし、時には英語の添削もします。人生においてなんでも相談できる相手を持つということ自体が、その人らしい人生を自信を持って送れる助けになると信じています。そういうのも全部含めてライフコーチングだと考えています。

事務局:英語の添削まで!?ライフコーチは、まさに人生のコーチなのですね!(次ページへ続く)

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