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ジョージアに母子移住して3年。子供との海外移住は簡単じゃない、だけど…!

2024年2月5日
宮下なみ子 (ジョージア)

夏休みをスペインで、暮らすように過ごした日々

夢を達成したら次の夢が見えてくる。子供の未来のために

山を登ったらさらに高い山が見えてくるのと同じく、夢も達成すると、次の夢が見えてきます。

私の海外移住の夢は達成しましたが、「次はスペイン語圏で暮らしたい!」という目標があります。

日本・フィリピンで実現させたように、ジョージアの拠点は残しつつ、さらに次の拠点を作り始める準備を始めています。

今、長女は11歳。今年で12歳です。彼女と一緒に暮らせる期間は、残り6年くらいでしょうか。もし高校から寮に入るならもっと短いですね。

ジョージアは住み心地が良いので、このまま日本・フィリピン・ジョージアの3拠点でも良いのですが、新たな言語圏に挑戦するなら今だと感じています。

「自分のやりたいことばかり優先させていて、子供のことを考えていなくて身勝手!」とSNSで言われることもありますが、親が夢を叶える姿を見せることは、子供にとって最高の教育だと思います。

そして、使用言語を増やす機会をプレゼントすることは子供の将来のためになるとも思います。

インターネット上の使用言語ランキングは1位が英語で25.9%、2位は中国語で9.4%。そして3位はスペイン語で7.9%です。

日本語はわずか2.6%!それも人口が減少するのは確実なので、2.6%より増える可能性はほぼなく、減る一方でしょう。

子供達が大人になる頃に日本がどうなっているのか未来は分かりませんが、日本語・英語に加えて、もう1〜2言語扱えたら、それはどんな学歴よりも資格よりも大きな力になると私は思います。

 

未来が不安だからこそすべきこと

イタリアの友人シモーネの故郷を案内してもらった時

そして、言語習得以上に重要なスキルは、サバイバル力です。

違う文化圏で、かつ、不便な場所でも生活してきたという経験は、その後の人生に大きな糧になるでしょう。

今の日本人は弱すぎます。停電ひとつで慌てふためいたり、ちょっと熱が出てもすぐ薬に頼ろうとしたり。不便・不調な状況に陥っても、冷静に対処する力が欠落しているように感じます。

どんな場所でも健康に暮らせて、そこにあるものを美味しく料理して、場所も選ばず仕事して、友人を作って楽しく過ごす。多少、体調が悪くなっても自分の免疫力で回復させる。

未来に不安を感じるなら、その場に止まっていないで、飛び出す勇気を持ちましょう。

「海外移住する時、不安じゃありませんでしたか?」と聞かれることがあります。答えは「はい。もちろん不安でした!」です。

今でも不安に感じることはあります。でも、私は日本を離れる不安よりも、日本で住み続ける方が不安でした。

同じ不安なら、夢である海外移住に挑戦した方がいいや!と思って、私は目標に突き進みました。みなさんの夢は何でしょうか?

私たちの経験をこれまで2冊の本として書籍化しました。どちらも海外移住に関する本で、去年の年末に出版した2冊目は子供連れに特化した内容にしました。

Kindle Unlimitedなら無料で読めるので、ぜひ読んでください。(1冊目はこちら、2冊目はこちら)それではまた、次回のコラムをお楽しみに!

Written by 宮下なみ子(ジョージア)

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