史上初の女性ねぶた師【北村麻子】さんの青森ねぶた山車の前で
自分達だけではなく、日本からの書類も用意をしなくてはいけないので大変だと思います。
私が住んでいるブラジルは国際郵便が小包郵便物の船便以外停止されているため、書類を取り寄せる手段はFedEXやDHL、少し時間がかかって書類の内容によっては受け付けてくれませんが、ヤマト運輸、佐川急便などがあります。
重要な書類なのでサイトで追跡をしていたのですが、「返品」と表示されてしまったのです。「届かなかったらどうしよう?」と心配になり、外務省に問い合わせをしました。
すると、「書類を日本から送ったのに戻ってしまった場合、送った証拠となる封筒の写真をコピーして、書類はPDFで申請してください」と言われました。
このご時世、郵便サービスなど安定していない国では、このようなことは稀にあるのかもしれません。ですから、書類は送る前にPDFで保存して、自分達の元にデータを送ってもらうのが良いです。
なぜ返品扱いとなったのかを運送会社に問い合わせたところ、記入された字の一部分が薄かったからだったそうです。
2週間程かかりましたが、到着後すぐに申請の予約をして、書類を提出することができました。
今回は30日間の短期滞在ビザの申請でしたから、土日を挟み、5日後には交付された夫のパスポートを受け取ることができました。確認すると、90日間の短期滞在ビザが交付されていました。
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ビザの発給には手数料が必要です。手数料額は、それぞれ邦貨換算で、一次有効ビザは約3,000円、数次有効ビザは約6,000円、通過ビザは約700円です。
原則として、ビザの発給を受ける日本国大使館又は総領事館の所在地国(地域)の通貨で支払うことができます。イタリアはもともと査証は必要のない国ですから、手数料は必要ありませんでした。
申請の仕方ですが、日本人配偶者は代理人として申請することができます。その場合は、自分の身分証明書だけではなく、パスポートも持参していくと良いです。
査証の有効期間は、査証発給日より3ヶ月以内に日本に入国しなければいけませんので、ご注意を。
最後となりますが、今回は外国人配偶者の日本短期滞在ビザについて書かせていただきました。
出発までにMySOS登録やPCR検査など、やる事が沢山あります。※2022年9月7日から、ワクチン3回接種で陰性証明書が不要になります。
日本に入国して検疫所に向かう時に、MySOSの登録をしていないのか、待機させられている方がたくさんいました。私達家族は飛行機を降りた後、検疫所から入国審査まで10分と掛からず進むことができました。
スムーズに入国できるよう、忘れずに登録してくださいね。
このコラムが、外国人配偶者と一緒に長らく日本へ帰れていない皆さんの参考になると良いです。
良い旅となりますように心から願っています!それでは、Até mais!!(またね!) Tchau Tchau!!!(バイバイ!)
Written by HIROMI(ブラジル)
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