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ビザ規定は予告なしに変更される!ブラジルに住むために必要なビザとは

2022年6月22日
HIROMI (ブラジル)

航空会社は知らないことも。事前に書類の用意を

移住登録証の有効期限までに60歳に達する場合、移住登録証の有効期間は「無期限」となります。

こちら、ブラジル国内にいる場合は問題ないですが、海外の航空会社は知らないケースが多く、搭乗拒否をされる場合もあるので、無期限の説明文が書かれた英文プリントを用意しておくのがベスト。

日本国籍所得者のブラジルへの訪問ビザが免除となり数年が経ったので、現在は航空会社も認知していますが、リオ・オリンピックが実施された2016年もビザ免除で渡伯できました。

当時、渡伯する私の両親に在ブラジル日本大使館サイトでビザ免除の説明文章が記載されていた箇所をプリントしてもらい、航空カウンターで説明して事無きを得ましたが、航空会社のスタッフは知らないので最初に「ビザがないと搭乗できません」と言われたそうです。

自分達はわかっていても、他人はその国の法律はわかりません。私はブラジルに住んでいても、わからないことがたくさんあります。永住ビザというものがなくなった時は人から聞いて知ったものです。

 

早め早めの更新手続きがオススメ

ブラジルの紙幣

外国人規約に従い発行された移住登録証は有効期限までは効力を有しますが、有効期間中に必ず更新をする必要があります。

その手続きですが、有効期限が切れる90日前から連邦警察で受け付けており、期限が1日でも過ぎると罰金を支払う必要があります。日あたりR$100、最大R $ 10,000(100日)となっています。

連邦警察サイトには90日前と書かれていますが、予約をしてもすぐに手続きはできません。

ブラジルは移民大国。沢山の外国人が連邦警察へ手続きをしに行きます。ですから、もっと早めに更新手続きをすることをオススメします。

私は有効期限が切れる180日前に予約をし、2ヶ月間待ち、先日手続きをしてきました。

カードが出来上がるまでは3ヶ月かかりますから、それまでは連邦警察で発行されたプロトコール紙が身分証明証になります。

更新後からは「永住ビザ及び外国人登録証(RNE)」ではなく、「国家移住登録証(CRNM及びRNM)」という呼称になります。

 

外国人登録証から移住登録証に呼称改正

建物内に入るために受付で身分証明証を提示しなくてはいけないところも

ブラジルで移住登録証は、CRNM(Carteira de Registro Nacional Migratorio)、RNM (Registro Nacional Migratório) と呼ばれます。このふたつ、ややこしいんですけど、同じものだと思っていただけたら良いです。

例えば、ブラジルでは企業ビルなどセキュリティ管理がしっかりしているビルに訪問する際、受付で必ず身分証明証の提示を求められます。

その時に私達ブラジルに住んでいる外国人が出すのがCRNM : ブラジル国内で登録された外国人の身分証明書=移住登録証。

ここで、RNM:CRNMのレジストリ番号、つまり身分証明の「番号」が施設の総合受付のシステムに登録されます。2回目以降は施設によりますが、RNMの番号を言うだけで大丈夫です。

しかし、ブラジル人の中ではCRNM、RNMに対しての認識度がまだ低く、改正前の「RNE : 外国人登録証 (Registro Nacional de Estrangeiro)」の提示を求められます。

それか「ドキュメントは持ってるか」と聞かれます。これは身分証明証を提示してという意味で、RNEもCRNM 通称 RNMも身分証明証ですから、その場で提示してください。

さて、私が先日手続きしてきた移住登録証ですが、今回は2度目の手続きだったのでスムーズにいきましたが、初めて登録した時は、それはそれは大変でした。

次回は、登録するために何が必要なのか、詳しく書かせていただきます。

最後まで読んでくださり、オブリガーダ(Obrigada(o) )!(ありがとう!)アテ マイズ(Até mais)!(またね!)

改正前後の外国人登録証、居住許可、移民登録証について図案で分かりやすく書いていますので合わせて読んでみてくださいね。新移民法の概要

Written by HIROMI(ブラジル)

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