粉末ワサビとKIKKOMANのワサビソース
実はチリでは、SUSHIがとても人気。街中を歩いていると、PIZZA&SUSHI…といった看板も見かけるほどで、「手軽に食べれてちょっとオシャレ」といったイメージのようです。
そんなSUSHI人気のおかげか、こんな日本から遠く離れたチリでも、海苔や醤油はだいたいどこのスーパーでも売られています。
ただし、ワサビはほぼ見かけません。
たまに粉末ワサビは置いてあるものの、「それはちょっと違うんだよなぁ…」と思っていたところ、先日KIKKOMANによる、ワサビとは思えないサイズの「WASABI SAUCE」を発見!
思わず買ってしまいました。
お刺身につける例のワサビだと思うと「コレは違う…」となるので、あくまで「ワサビ風味なソース」と受け止める事が大事だと感じました(笑)
そして意外にも棚の中で大きな存在感を放っているのが「マルちゃんのRAMEN」。
「また今度でいっか」…などと油断していると、次に来た時には棚がガラガラ…なんてことも。
日本のものより小ぶりで味もちょっと違うものの、「どうしても今、インスタントラーメンが食べたい!」という時の救世主です。
左からマンハール、tikaのチップス、香辛料メルケン
最後にオススメの「スーパーで買えるチリのご当地土産」をご紹介したいと思います。
他の国では「ドルセ・デ・レチェ」とも呼ばれており、甘い液体キャラメルのようなものです。
ドーナツやケーキなどあらゆるお菓子に使われており、「チリ人はみんなマンハールを食べて育った」と言っても過言ではないほど。
パンに塗って食べたりもするので、ホテルの朝食会場でもよく見かけます。
とにかく「マンハール!みんな大好きマンハール!」という感じなので、欧米人にとっての「ヌテラ」みたいな感覚でしょうか…。
かなり甘いですが、何度か食べていると病みつきになります。
tika(ティカ)はチリのスナック系メーカーですが、原材料に100%ナチュラルなものを使用することをコンセプトとしています。
そんなtikaの中で一番のオススメが、チップス!チリ南部のパタゴニア地方の様々な種類のイモを使用していて、無着色なのにとてもカラフル!
ポテトチップスだけど、なんだかオシャレな気分になります。
先住民マプチェ族の香辛料らしく、スモークされた赤唐辛子にコリアンダーシードと塩がブレンドされています。
チリパウダーの一種ですが、香りがとてもスモーキー。
七味代わりにもなるので、私はかき揚げそばや、豚の生姜焼きを食べる時にも使っています。どんな料理にも使える万能スパイスなので、これはぜひ試して頂きたい!
その他、南米ならではのハーブティーやマテ茶、キノア、チアシード、チリ産オリーブオイルなどの珍しいものや、日本に比べて安いものを発見することができます。
チリに来た際は、ぜひスーパーにも立ち寄ってみてくださいね。
Written by 宇佐美美和子(チリ)
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