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カナダのカーシェアリングは用途によって使い分け!”EVO”と”Modo”の比較

2021年9月3日
矢寺愛 (カナダ)

近場のお買い物に便利!様々な車種に乗れる「Modo」

「Modo」は入会する時に、『Modo Plus』と『Monthly』 の2種類から選べます。長く継続して利用するなら、入会時に$500かかるものの、解約時に全額返却され、年会費が$1、毎回のレンタル料も安くなる『Modo plus』がお得です。

30分からの予約が可能で、以降は15分単位で計算。料金は、「走行距離+時間」によって課金され、車の車種によって異なります。

小型車の場合、最安値は1時間$4/h(約350円)となり、走行距離が最初の25kmが$0.40/km(約35円/km)、それ以降が、$0.28/km(約24円/km)と加算されていきます。

バンクーバー市内の路上のメーターパーキングが2時間まで無料になるため、駐車場の値段が割高なダウンタウンへの出向くには大変嬉しいサービスです。

私の自宅付近には様々な車種が4台もあり、気分によって好きな車を自分の車のように使えるのが魅力的。

小型車から、SUV、トラックなどがあり、車種はトヨタ、ホンダ、マツダ、ニッサン、ミツビシ、スバルなどの日本車、Ford、Dodge、Fiat、Hyundai、Kiaなどがラインナップ。

「EVO」と比べると、車内も綺麗に掃除されており、1年後の予約まで可能なことから、レンタカーに近い位置付けになっています。

「EVO」は、スマートフォンで鍵を開けたりロックしたりできますが、「Modo」の場合、登録すると郵送で、FOB(鍵)が送られてきます。こちらのキーをフロントガラスにかざすと、鍵の開け閉めが可能になります。

 

快適なカーシェアリング=車は必要な時だけ使うエコの時代

住んでいるエリアや使う頻度、用途や目的によって異なりますが、バンクーバー市内に住んでいる方は、「EVO」と「Modo」の会員になっていると、無駄なくマイカーの代わりに利用することができます。

スマホアプリで車の現在位置を確認し、予約、延長管理が全て可能な為、気軽に利用できるのはとても魅力的ですよね。

車はあった方が便利なのは間違いないですが、所有するための維持コストを考えると、大幅な節約になるのは間違いありません。

特にバンクーバーは車の保険代が非常に高く、またガソリンの高騰で家計を圧迫しているとよく耳にします。

環境問題を考えても、これからの時代は車は所有するのではなく、シェアする時代に移行してきているのでしょう。

どこに行くにも車を利用しがちだった私も、カーシェアリングを使うことによって、車は必要な時に必要な時だけ使うようになり、公共機関、自転車、徒歩の移動を上手に活用できるようになりました。

車の運転が好きだった私にとっては、必要な時に色々な車種を運転できるのは、毎回ワクワクし興味がそそられるものです。

環境問題を考えるきっかけとなったカーシェアリング、これから楽しみたいと思います。

Written by 矢寺愛(カナダ)

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