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ロンドンで路上ライブに挑戦!着物でウクレレ演奏、新人バスカーの道

2021年7月7日
伊藤結子 (イギリス)

ロンドンのバスキングは面白い!

ロンドンでは路上で演奏することを「バスキング(Busking)」と言い、路上ミュージシャンのことを「バスカー(Busker)」と言います。アメリカ英語を話す方には通じないことがあったので、イギリス英語ですね。

私がロンドンに住み始めたのは2018年4月からですが、ロンドンでは駅の改札を抜けるとどこからか演奏が聞こえてくる、乗客たちはその音を聞きながらエスカレーターを降りてくる環境があります。

それまでヨーロッパに住んだことはなかった私は、街のそこ此処で出会うバスカー(路上ミュージシャン)にいまだにワクワクしたり、その姿に励まされたりします。

時間が許せば必ず立ち止まってチップを入れます。地下鉄構内での演奏で生計を立てているミュージシャンも数多く存在しているからです。

ピカデリーラインのレスタースクエアの駅やセントラルラインのトッテナムコートロードの駅は、バスカーたちの間ではチップが多く集まる駅として有名です。

改札から長いエスカレーターや通路を通って、バスキングの場所まで歩く導線になっており、歩きながら財布を出してチップを用意しやすいからだそうです。

そして、私は動画も撮っちゃいます。私の携帯にはあらゆるバスカーたちの動画が保存されています。いろいろなジャンルの方がいて、唯一無二の個性が光ってる。本当に面白い。さすがロンドン、みなさんレベル高い!

そんなみなさんに刺激を受けて、私もバスカーデビューに挑戦しました。今回はその経緯や顛末などについて書きたいと思います。

 

自分で発表会を開けばいいんじゃない?!

さすがロンドン、みなさんレベル高い!

遡ること数ヶ月、「もっとウクレレが上手くなりたいなぁ、日々変わらない日常に一石を投じたい!!」と思いながら、過ごしていたロンドンの3回目のロックダウン中のことでした。

普通ならウクレレ教室などに通って、教室の先生が用意してくださった「発表会」などの機会があって上達していくんだよなぁ〜、なんて考えていた時に閃いてしまったんです。

「自分で発表会を開けばいいんじゃない?!」

奇しくも時はロックダウン中。普段ならロンドンではオープンマイクというものが盛んに開かれており、パブに行って一般の人でも歌える機会がありますが、オープンマイクも閉まっている時期でした。じゃあ…外で歌ってしまえばいい!

実は私のウクレレ歴は長くないです。ウクレレ自体は2015年にマレーシアで購入したのですが、ついつい日々の生活に流されて部屋の隅でホコリをかぶっていました。教則本は購入したものの、真っ新なまま、数年が経っていました。

でもちょうどロックダウンの数ヶ月前から、ロンドン在住の日本人のウクレレサークルに入れていただき、周りの方に少しずつ教えてもらいながらウクレレを始めていたのでした。

私はデビューする日を日本の暦の縁起のいい日に決め、その日に向けて準備し始めました。器材を揃えたり曲を決めたり、日本人としての心も表現したく、着物を衣装にしようと着付けも習い始めました。

協力してくれた着付の先生と

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