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ブラジルの素敵な住宅事情。ラグジュアリーな注目物件やインテリアなどもご紹介

2021年5月21日
ひろみ (ブラジル)

ブラジルの凄い!と思った物件をご紹介

ここまで、ブラジル特有の設備のお話をさせていただきました。次は、私自身が凄い!と思った物件をご紹介させていただきますね。

プロジェクトがスタートされた年に内覧会に行き、かねてから注目をしていた超高層マンションです。

ブラジルの南方にあるサンタカタリーナ州カンボリウのマリーナの隣にある、高さ281メートルに81階建てで、ラテンアメリカ最大の住宅ビルです。ブラジル出身サッカー選手のネイマールが購入したという事でも注目されています。(1ページ目トップの写真)

それから、コンドミニオの中にゴルフ場がある自然豊かなブラジルらしい住宅地があります。私が今まで訪問したコンドミニオの中で一番開放感がある場所です。

上の写真はコンドミニオができた頃にクラブハウス側から撮ったもので、今はもう少し家があります。

他には、パンデミックの所為でまだ完成はしていませんが、サンパウロ市の新しいシンボルとなると言われている「Cidade Matarazzo」でしょうか。

日本では2024年に宮古島に初めて開業される各地の文化・感性・社会性などの親和をコンセプトにした「ローズウッドホテルズ&リゾーツ」と同敷地内に建てられる集合住宅ビルです。

旧病院内に作成され、各階テラスには大小様々な植栽を設け緑豊かな周辺環境を垂直に表現された住宅ビル。

建築とインテリアデザインは、日本の電通本社ビルを作ったフランス出身の建築家ジャン・ヌーヴェルと、アサヒ本社の横にあるアサヒビールスーパードライホールを作ったデザイナーのフィリップ・スタルクが担当しています。

建築やインテリアが好きな人には、なかなか興味深い集合住宅地になると思います。

 

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インテリアについてですが、上記に書いたように質の良いものに変えて家の価値につなげていくのがブラジルの住宅。街にはインテリアのお店が多く、デザイン事務所も沢山あります。

流行に敏感なブラジル人達が注目する【Casa Cor】というインテリアの展覧イベントが年に一度開催され、こちらは大人の遊園地のようで楽しい場所です。

最後となりますが、ブラジルは日本の約22倍の広大な土地を有する国なので、様々な土地があり、格差の差がとても大きいです。

ですから冒頭に書いたファベーラと呼ばれるスラム街もあれば、その隣に低所得者層が住む住宅地域、中級階級層が住む住宅地域、高級階級層が住む地域があり、住宅事情はそれぞれ違ってきます。

今回私が書いた住宅事情は、主にサンパウロ州とサンタカタリーナ州の一部のみで、どちらかといえば高級住宅事情となってしまいましたが、コンドミニオの中など他のライフメディアでは見られないと思いますブラジルの住宅事情を、この世界ウーマンのコラムで知っていただけたら嬉しいです。

私のInstagramでは主にブラジルのことを投稿していますので良かったら見てくださいね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それでは、また!Tchau!!

Written by ひろみ(ブラジル)

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