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ブラジルの誕生日の祝い方がすごい!ブラジル版誕生日の歌とは?

2021年4月23日
ひろみ (ブラジル)

撮影:Yamauchi Fotografia

1歳と女子15歳の誕生日は特に重要

Olá!! ブラジル在住のHIROMIです。今回のコラムではブラジル人のお誕生日についての考え方、祝い方を書かせていただきます。

血液型は覚えてないのに、お誕生日の日付はしっかりと覚えているのがブラジル人。そのくらい誕生日は大切なもので、ブラジル人は何歳になっても盛大にお誕生日を祝います。

ブラジルでは「主役がケーキを用意して皆に振舞う」という風習があり、お誕生日当日は平日なら会社、学校にケーキを持って行き、皆にお祝いしてもらいます。

お誕生日より前にお祝いをするのは、その後の人生がうまくいかない、幸運をもたらさないと考えられていて、お祝いをするのは、必ず当日かお誕生日が過ぎてからが良いとされています。

特に1歳と女子の15歳は重要で盛大にお誕生日を祝います。

1歳は産まれてから無事に1年を迎えられたという感謝の気持ちを込め、15歳は少女から大人へと進化を遂げる大切な年齢といわれていて、社交デビューをするというところからきています。

1歳のお誕生日では男女共に盛大なお祝いをします。ご家庭によりますが、ゲストが100人以上集まるので、とても賑やかなお誕生日パーティーとなります。

15歳のお誕生日は、近年では盛大なパーティーか海外旅行にするか本人が決められるようにしていて、そのために「15歳の誕生日貯金」をされている家庭が多いです。

そのくらい大切なイベントだということですね。ちなみに男子にはこの風習はありません。

 

ブラジルの盛大なお誕生日パーティーとお誕生日の歌

盛大にお祝いするパーティーは子供のお誕生日の場合、乗り物やアスレチックがある会場を借りて開催するのが一般的。

ご自宅のパーティーサロンやレストランで開催される場合も多く、沢山の人からお祝いしてもらうのがブラジルのお誕生日なのです。

お誕生日パーティーを開催する時は、テーマを決めるのがブラジル式。私の娘の一歳のお誕生日会では「白雪姫」をテーマにしました。

子供だけではなく大人も楽しめるお誕生日パーティー会場。学校帰りにリムジンの中でお祝いする事もあります。

お誕生日の歌は、よく聞くHappy Birthdayソングとメロディーは同じですが、内容が違うのでご紹介します。

【Parabens pra você】

Parabens pra você(パラベィンス プラ ヴォセ)
おめでとうをあなたに

nesta data querida (ネスタ ダタ ケリダ)
愛しいあなたにこの良き日を

muitas felicidades(ムゥイタス フェリスィダジス)
沢山の幸せと

muitos anos de vida(ムイトゥザノス デ ヴィダ)
末長い人生を願って

〜ここから掛け声!

Pra (主役の名前)nada tudo
(プラ ナダ トゥドゥ)

Então como é que é
(インタゥン コムゥ エキエ)

E pique, e pique, e pique, e pique, e pique!
(エ ピキ エ ピキ エピキ エピキ エピキ!)

E hora, e hora, e hora, e hora, e hora!
(エオラ エオラ エオレ オレ オラ!)

ra -tim- bum!
(ハ チ ブン)

…この後に主役の名前が続きます。

たとえば、私がお誕生日なら、「ひろみ!ひろみ!ひろみ!」というように盛り上がっている途中でロウソクを消します。

ちなみに、掛け声の「エ ピキ!」には意味はありません。昔、サンパウロ大学法学部の学生が仲間達とお酒を飲んで盛り上がった時に掛け声をかけたのが「エ ピキ!」なんです。

それが受け継がれて、現代ではなくてはならない、お誕生日の掛け声となったのですね。ブラジルversionはどんな感じなのか「Parabéns pra você」で検索してみてくださいね。

 

独特なケーキの切り方

ゴールドが大好きなブラジル人。金箔入りのケーキが流行っています。お祝いの歌が終わった後はロウソクの火を消し、自分でケーキを切り、取り分けます。

切り方ですが、「運が上昇しますように!」という意味を込めてナイフをケーキの下の方を目掛けて刺し、上に向けて切ります。

そして、一番最初に取り分けたケーキを一番大切な人に渡すのです。自分の幸せを一番大切な人と共有するという気持ちも込めてお渡しします。情熱的なラテンの国らしい風習ですね。

最後となりますが、ブラジルのお誕生日の祝い方についてどう思いましたか?

世界の誕生祝いはその国の特徴があるものの、必ずしも全ての人がその習慣を受け継いでいるわけではなく、時代と共に形が変わっていったり、祝うことをしなかったり、各家庭で形を変えていったり、裕福な家庭とそうでない家庭、都会と地方、宗教によってまた違います。

ブラジルは移民大国であり、格差社会がとても大きい国。ですから、お祝いの規模は様々だけれど、全ての人が同じ気持ちで誕生日を祝うのです。

そのくらい大切な誕生日。一年一年、新たに歳を重ねていくことの素晴らしさを私はブラジルにきてから知りました。

私事ですが、これまでの人生とこれからの人生に感謝の意を込めて、3月の自分のお誕生日の日に演奏動画を公開しました。良かったら聴いてくださいね♪

このコラムを読んでくれた全ての皆さまへ。お誕生日おめでとう!更に素晴らしい人生となりますように。

【Yamauchi Fotografia】
https://www.yamauchifotografia.com.br/

Written by ひろみ(ブラジル)

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