MENU

憧れの街、パリで過ごした4ヶ月。コロナ禍でも楽しめるパリの魅力とは?

2021年4月12日
桝本麻未 (アメリカ)

コンパクトな美食の街でシンプルに暮らす

華やかで小さな街、パリの良さを語り出すと止まらない。

まだ暫く滞在したかったが期間の読めない短期滞在だったため、サンフランシスコに出戻ったのは3月上旬。パリでは3回目のロックダウンに入った。

コロナ禍でのパリ移住前はどうなるのか想像できなかったが、一生に残る思い出となった。

大都市というイメージが強いパリだが、パリの20区は東京7区ほどの広さ。観光地やカフェなどが凝縮した、世界中から愛される小さな街といっても過言ではない。

家の近くには1€(約130円)で絶品のクロワッサンが食べられるパン屋さんがあり、よく通っていた。パリには美味しいパン屋さんが至る所にあり、近所に必ず美味しい店舗を見つけられるのも良いところ。

朝になると漂う焼きたてのパンの匂いは、パリならではの思い出だ。有名なパティスリー屋さんに行かなくても、美味しいデザートはパン屋さんでも手に入るのでおすすめ。

残念ながらコロナ禍でレストランやカフェは閉店していたが、デリバリーやテイクアウトは可能で、お家でパリの味を楽しむことが出来たのも良かった。

春になると、外出が大好きなフランス人は週末にセーヌ川周辺や公園に出向き、テイクアウトしたサンドイッチを持ってピクニックするのがお決まりの過ごし方。天気の良い日は驚くほどの人の多さだった。

中でも印象的だったのは、パリ最終日に訪れたエッフェル塔の真下にある広場で見た桜(トップの写真)。

日本文化とパリの象徴が融合した優雅な景色は誰が見ても感動するだろう。

 

親切で丁寧なフランス人と素敵な街並みと歴史ある建築物

住んでいたアパルトマンは3階建ての最上階にあり、30畳ほどの広さ。二人(+猫)暮らしにしては十分なスペースだったが、アメリカで住んでいた頃のアパートと比較すると半分ほどの大きさだった。

良いものを長く使い、物持ちが良いフランス文化に触れることで、私自身も生活必需品のみを買うようになりスッキリとした生活を送ることができた。

フランス人のお家はみな家具のセンスやインテリアデザインが素敵で、思い入れのある家具や使い勝手の良いアンティーク家具を修理して使い続けている。パリで蚤の市やフリーマーケットが人気な理由も頷ける。

フランス人への印象は、パリに住む前とその後で大きく変わった。

初級のフランス語レベルで入国した私は、日常会話を理解するのに精一杯。慣れ親しんでいる英語で返答してしまう機会も多々あった。

そんな私にも親切に対応してくれる店員さんや街の人ばかりで、フランス人の心の暖かさには毎日癒されていた。

言葉使いも丁寧なフランス人は子供連れやお年寄り、妊婦さんなどに特に親切で、ダイバーシティなパリに住む人々は多国籍への理解も深い。

たった4ヶ月という滞在だったがフランスという国への関心は増すばかりで、人々の心の広さには私も良い影響を受けた。

なんといっても一番楽しんだのは散歩。パリという街は少し歩けば公園、ブティック、カフェ、レストラン、美術館が立ち並んでいるため、1日で色んな場所に行けるのが一番の魅力。

コロナの影響でフランス全土の美術館が閉館していたのが名残惜しいが、その分街並みを飽きることなく楽しめた。

滞在期間にロックダウンが1度実施されたが、街並み散策や絶景を楽しめるスポットが沢山あり、少し歩けば楽しむ方法は幾らでもあった。

パリで過ごした時間はどれも思い出になり、街並みや食べ物だけでなく文化やフランス人に対する理解や愛も深まった。また今後の人生で住みたいと思えるほどパリに魅了された4ヶ月となった。

Written by 桝本麻未(アメリカ)

この投稿をシェアする

ヨーロッパ
北アメリカ
南アメリカ
アジア
アフリカ
オセアニア
イベント・セミナー一覧へ
コラム一覧へ
インタビュー一覧へ
ブックレビュー一覧へ
セカウマTV一覧へ
無料登録へ