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アマゾン先住民の女性達から受け継がれるスピリット「ブラジリアンビキニ」

2021年3月22日
ひろみ (ブラジル)

ブラジリアンビキニの歴史は意外と古い

Olá!! こんにちは!ブラジル在住のHIROMIです。

早速ですが皆さん、ブラジリアンビキニはご存知でしょうか。

近年では日本でもブラジリアンビキニを取り扱うお店が増えてきました。写真で見たことがある方も多いと思います。

このブラジリアンビキニ、実はブラジル アマゾンの先住民、インディオの女性達が身につけていた民族衣装が元となっているのですよ。

今回はブラジリアンビキニのルーツについて、書かせていただきたいと思います。

ブラジリアンビキニというのは、ブラジルで発祥したビキニなのですが、定義としては「Tバックのようにお尻の露出が高いビキニ」のようです。

何故、ブラジルでそのような小さいビキニがメジャーになったかというと、「タンガ」と呼ばれるブラジルのアマゾンに住んでいる先住民の民族衣装がそのような形だったからです。

今はブラジルだけでなく、世界中でTバックの下着などをタンガとも呼んでいますね。(詳しくはWikipediaをご参照ください)

 

ブラジリアンビキニとカーニバル

左:1970年カーニバルの様子、右:1974年タンガのデザインを採り入れた頃

ブラジルといえば、世界的に有名なカーニバルがあります。

元々はスカートを履いていたダンサー達ですが、カーニバルでよりブラジルらしさを出すために、サンバのダンサーは先住民族の衣装、タンガのデザインを取り入れるようになりました。

これらのカーニバル衣装のデザインを元に、70年代からブラジリアンビキニが作られるようになったとのことです。

民族衣装のタンガですが、昔は陶器でできていました。

サイドに紐を通し、アマゾン川に生息するナマズのカンディルの1種などが体内に侵入して食い荒らすのを防ぐために、股に挟むようにして膣を守っていました。

アマゾン熱帯雨林で先住民の女性達とお会いした事があります。

民族によると思いますが、彼女達が隠す場所はデリケートゾーンのみ。

「女性に宿る神秘の象徴=女性器」

大事な場所を守る為に作られたタンガは、先住民女性達が身を守るスピリットから作られたものだったのですね。

陶器製のタンガは、美術品としても民具としても価値が非常に高い

最後となりますが、まとめに入る前にビキニの言葉の意味をおさらいしておきましょう!

ビキニという言葉は、フランス人のルイ・レアールが1946年7月5日、露出度の高いツーピースの水着をパリで発表。「ビキニ」と命名して世の中に普及した。レアールの水着が発表される4日前の7月1日、21キロトン級の原爆「エイブル」が、太平洋のサンゴ礁「ビキニ環礁」に投下された。この原爆の破壊力になぞらえて、レアールは自身が発案した水着を「ビキニ」と命名。(Wikipedia から引用)

このように、ヨーロッパ生まれのビキニは「破壊力ある、衝撃的な」という意味からきていますが、ブラジリアンビキニのルーツは、「先住民の民族衣装」なのです。

用途は同じ「水着」でも、全く違う背景からきたものだというのが分かりますね。

私自身、ブラジルと無関係だった18年前からブラジリアンビキニを愛用しています。ですので、近年パット付きやハイウエストビキニと、着用しやすいデザインが出てきていると敏感にキャッチしています。

ブラジリアンビキニは時代の流行にのってデザインを変えていて、今や世界各国、沢山の方に愛用されてます。

街で見かけたら是非手に取って見てみてください!お好みのブラジリアンビキニに出会えるかもしれません。

一見見た目は布面積少なめのセクシーなブラジリアンビキニですが、ルーツを知り、これまでと違った目線で興味を持ってもらえたら嬉しいなと思います。

そして、今年の夏はブラジリアンビキニでパートナーを魅了してみては如何でしょうか?

Written by ひろみ(ブラジル)

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