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評価されないのが辛い…。海外移住先での子育て主婦の自己肯定感

2021年2月17日
佐古祐子 (アメリカ)

私の存在意義って、、、何?

妊娠・出産をきっかけに仕事を辞めたという女性から、「評価されないのが辛い」そんな話を聞いたことがある方も少なくないはずです。

「仕事をしていた時は自分の仕事に対して評価があったのに。今は家にいるのだから子どもの面倒をみて当たり前、家事をして当たり前、何をしても妻だから、母親だから、女だから当たり前だと思われるんです」

もしかしたらこれを読んでくれているあなた自身がまさにそうかもしれません。

それに加え、生活基盤が海外の場合、より一層孤独感が増すこともあります。

結婚や配偶者の転勤を機に海外へ行くことになり、仕事を辞めて、現地で専業主婦になったという場合も非常に似た感覚になることがあるかもしれません。

日本だったら気軽にできることも、海外に住んでいると言葉の問題などで外に出て行くハードルがグンと上がったように感じている方も多いのではないでしょうか。

「毎日子どもの面倒を見て、ごはんをつくって、掃除して、洗濯をしているだけで、、、あっという間に過ぎていく日々。夫はそれを当たり前のように思っている。私の存在意義って、、、何?」

そんな風に女性が思わされてしまうことがすごく悔しいです。

 

皆さんはすごい仕事をしています

現代の資本主義社会では、物質的・金銭的価値を生み出すことができる人々が評価されます。

つまりその対極にいる「扶養されている妻や子の母親、いわゆる主婦」は自身に対して無価値感を抱きやすく、「私の存在意義って、、、何?」と思わされがちな構造になっています。

子育ては本当に大変で責任重大な仕事ですし、家事って脳にも身体的にも重労働ですよね。どちらも終わりがない仕事です。

それなのに、家に居るから、もう仕事していないから、養われている身だし、子育てと家のことしかしていないから、「だから、今、自己肯定感が全然ないんです」というお話を聞くと本当に悔しいのです。

今まさにそのような状況にいる皆さんにまずお伝えしたいのは、家事と育児というのはものすごく大変な仕事です。皆さんはすごい仕事をしています。しかも毎日です。

衣食住が整っていなければ、メンタルは整わない、メンタルが整っていなければ社会に出ても自己ベストの結果を出すことができない。

つまり皆さんはお子さんや稼ぎ手が自分を最大限に活かすことができるよう整えてあげているという超人的な仕事をしています。

金銭的価値の生まれる何かを提供しなければ、その人には価値がないのでしょうか。

まだ何も金銭的価値を生み出していない赤ちゃんは無価値なのでしょうか。一緒に暮らしている大好きなペットも無価値でしょうか。

きっと答えは「そんなことないっ!」ですよね。

 

 

今一度ご自身に問いかけてみて欲しい事

「金銭的・物質的な利益を得なければ、何か価値を提供しなければ、何かを成し遂げなければ。給料を得て、良い仕事をしなければ。さもなくば評価されないし、認められないし、愛されないの。だから、頑張るのよ。ちゃんとするのよ」

こんなメッセージを自分の子どもにも送ったら、子どもはどんな風に育つでしょう。

行動の目的が「それをしたら評価されるかどうか」になると、物事を純粋に楽しむことが難しくなってきたり、自分が好きなことがわからない、という状態になったりします。

これは損か、得かと計算するようになってしまって、得なことや評価されることしかしなくなるからです。

こうなると、常に誰かから褒められ、自分の行動を認めてもらうことができなければ、自分の素晴らしさを信じることができずに無価値観を感じやすくなる「他人軸で生きる」という生き方になります。

もし今あなたが「自分なんて、、、」と感じているのであれば、「私のこの世界での役割は何?」「どういう風に生きていきたい?」「誰に評価されたいと思っている?」「評価されたら、どんな世界が待っていそう?」と今一度ご自身に問いかけてみて欲しいです。

子育てと家事という超ハードワーク、毎日お疲れさまです。

HSP気質や内向的な方向けのコーチングをしています。諸々のご案内や日々の気づきをメールマガジンでシェアしております。ご登録はこちらから。

Written by 佐古祐子(アメリカ)

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