ほとんどの求人(特にフルタイム)で採用基準に示されているのが、必要な資格。
どの職種にも最低限の資格が必要で、日本の様に資格を持っていたら有利というより資格がないとスタートラインにも立てません。
ヨガインストラクターやパーソナルトレーナーももちろん資格が必要です。スタジオやジムで働くなら、さらに損害保険に加入し、応急処置の講座を受講していることが最低条件です。
子どもと働く場合は、Working with children checkという資格を所有していなければなりません。子どもと一緒に働く前に犯罪歴がないか、子どもと働いて大丈夫な人か確認する審査制度です。
レストランやカフェで働く場合でもお酒を出すお店だとRSAと呼ばれる資格も必要です。
自分が就きたい職が決まったら、その職業にはどんな資格が必要か事前に調べて、資格を取ったり、学校に通ったりされることをオススメします。
もちろんこれはかなり重要です。移民大国なので英語が得意じゃない人に対して寛容ではありますが、一緒に仕事をするとなるとここはかなり重要視するようです。
採用基準に明確に記されているわけではないですが、フルタイムとなると英語がネイティブでないとバッサリ斬る会社もある様です。
ヨガレッスン中の筆者
最後は当たり前ですが、とても重要なポイントです。年齢国籍問わず、協力しあえる人と末長く働きたいですよね。
面接官は採用時、その人がその会社の雰囲気や文化に合うかどうかというところを見ていることが多いそうです。これは世界中どこでも共通している部分でもあるのではないでしょうか。
ついこの間に受けたヨガインストラクターの面接では、10分間のデモレッスンがありました。
緊張のあまり言葉が出ず、お世辞にも良いレッスンではありませんでしたが、無事にシフトカバーのポジションで採用をもらうことができました。
理由を聞くと、とにかく自信を持って笑顔でハキハキとした態度でいたからとのことでした!
最終的には人が人を選ぶわけですから、人柄やその人の雰囲気などで決まることが大半と言っても過言ではないでしょう。面接の時は堂々と自信に溢れた態度で元気よく、笑顔に!
また、オーストラリアでは、ほとんどの職業で本採用の前にトライアル期間というものがあり、無給または有給で職場の雰囲気と合うかどうか確認するためのお試し期間があります。
入ってみないとわからない職場の雰囲気や仕事内容などもこの期間である程度わかるので、入社してみてからイメージと違ったということがないので安心です。
以上が夫や友人から聞いた、オーストラリア就活の5つのコツです。
私もフルタイム職を得るために、就活奮闘中です。海外に移住するということは可能性が大きく広がる一方、自分のアイデンティティーを再構築するということでもあります。
「自分はオーストラリア人ではなく、移民であり、英語を話す日本人である」というのが今の私のアイデンティティです。これを強みとして、どの様に社会に貢献できるか日々模索しています。
海外にお住まいの日本人の方、これから海外に出られる方、精進していきましょう!!それではまた来月♪
Written by ピーパット愛美(オーストラリア)
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