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コロナ禍の観光業界をサポートする「Loveマカオツアー」に参加してきました!

2020年11月27日
周さと子 (マカオ)

2つ目のツアーは「抱擁陽光海上の旅」

海上の旅!?そう、クルーズの旅。マカオ半島の内港を出発してコロアン島の港までのクルーズをメインとしたツアー。

茶色いマカオの海とクルーズというワードが結びつかなかった私は全然知らなかったのだが、最近では、クルーズ船を貸し切って船上パーティを楽しむ家族や若者も多いとのこと!なんてバブリーな遊びをしているんだ!

当日はあいにくの曇り空であったが、これまた初体験のマカオクルーズを楽しむこととする。

まずは腹ごしらえから始まるツアー。クルーズ出発地である内港に近い福隆新街付近で適当にご飯食べてきて!とガイドさんに言われる。

福隆新街は昔、遊郭が並んでいた歓楽街。今でも赤い扉が残っていて風情を感じるエリア。

マカオの中心部にも近く、お土産物屋や小さめのレストランが並んでいて、観光にも人気のスポットとなっている。

マカオ人おすすめの「蝦子撈麺(海老そば)」

同行していたマカオ人の男の子に案内してもらったのは、海老そばの有名店「祥記麵家」。またしても初めて行く場所であったが、普段は行列ができている人気店だそうだ。

名物の「蝦子撈麺」とスープワンタンと揚げワンタンをいただく。

エビの卵とネギと生姜というシンプルな混ぜ麺であるが、コクがあっておいしい。ワンタンもボリュームたっぷり!リピーターが多いのもわかる!

おなかを満たした後は内港へ向かう。内港は対岸に中国の町を見ることができる。そのため中国との物資運輸船が多いイメージだ。

外港に比べて規模が非常に小さく、人を乗せる船は向こう岸への渡し船やその他一部の中国地域への定期便、マカオ周遊船などの利用が多いそう。

初めてのマカオクルーズ体験!

時間になって、クルーズ船というには小さめの船に乗り込む。南にむかって左側にマカオを、右側に中国ジュハイ市をみながら進んでいく。

海は茶色だが、それなりに気持ち良い。開発著しいマカオとジュハイ市の沿岸を見比べながら進む。

私がマカオに来た15年前は何もなかったエリアであるが、今は両方とも一大都市へと変貌を遂げている。10年後はどうなっているのかしらん。。。そんなことを考えているうちに30分ほどでコロアン島の港へ到着する

ここからはコロアン島散策。コロアン島は昔の漁村時代の面影を残す場所でもあってのんびりした雰囲気。

1回目のツアーでも訪れた公園にパンダを見に行ったら定休日(月曜定休)であったので、エッグタルト有名店「アンドリュー」でエッグタルトとニンジンジュースを購入し、川岸のベンチで食べた。

近くにある聖ザビエル教会に入ろうとしたら開放時間を過ぎていて入れなかった。・・まぁ、こんな日もあるよね!

聖ザビエル教会は100年ほど前に建てられた教会。

日本での布教活動を終えたあとマカオの近くで亡くなられたフランシスコ・ザビエルの遺骨の一部が、数年前まで保管されていたことでも有名。現在は聖ヨセフ聖堂に移されている。

ポップな色合いにインスタ映えすること間違いなし

外観の黄色の壁とブルーの窓枠がとても鮮やかだ。確か以前はクリーム色の壁だったと記憶しているが、修復工事の度に色がポップになっている(笑)

マカオの他の世界遺産もそう。塗り替え作業後は目にまぶしいほど鮮やかな色合いになっている事がよくある。

わびさびを重んじる日本の歴史的建造物の在り方とはちょっと違うなっていうところも、マカオを楽しめるポイントかもしれない。

集合時間の17時30分には大雨が降りだしたが、無事にバスで帰路についた。

どちらのツアーも半日のツアーであったが、盛りだくさんの内容でとても充実度が高かった。初めての体験が多く、それはとても楽しくマカオがより身近になった感じがする。

マカオツアーを通して見たマカオの街は、あなたの目にはどう映っただろうか。

ご紹介した場所はマカオのほんの一部でしかない。アフターコロナの暁には、ぜひ足を運んでマカオを体験してほしい!

マカオにはパンダもいるよ

Written by 周さと子(マカオ)

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