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中国国内で引越し!日本と違った中国広州でのお部屋探しをご紹介

2020年11月16日
MOKO (中国)

中国のお部屋探し事情の実際とは?

先日、中国広州で初めての部屋探しを経験しました。

お部屋探しとなると、日本人的感覚で行くならば、早い人なら半年前から遅くても1ヶ月前までには探し始めると思うのですが、中国では2,3日〜2週間前から家を探し出すのが当たり前のようです。

「遅くない?大丈夫?」と不安になりますが、日本と違って部屋の流動性がかなり高く、昨日まで空き部屋だったのに次の日には他の誰かの部屋になっている事なんてしばしば。

保証人がいなくても部屋を借りられる所も日本との違いです。また入居者よりも大家さんの立場が上で、仲介業者もタジタジなんて事もよくあります。

例えば大家さんは1ヶ月後から入居という条件を待ってくれなかったり、料金を上げてきたり「この家、他の人に売る予定だから1ヶ月後に引越ししてくれない?違約金も払うから」と急に家を追い出されるなんて事も耳にします。

外国人が中国で住む場合、居住場所を証明する「臨時宿泊証明書」という、ビザ申請時に必要な書類を発行できる物件を探さなくてはいけません。

物件によっては発行できない所もあるので、ローカルの不動産屋を通して部屋を探す際は、大家さんや仲介業者に確認する事をオススメします。

高温多湿の広州では、湿気が大敵。虫も繁殖しやすい為、壁や床、クローゼットの中などカビが生えてないかなど注意する部分も日本と異なります。

 

中国広州の日系不動産会社

このように部屋探しといっても日本と幾分異なるため、中国広州には日系不動産会社が多く進出しています。

日系不動産会社を使用すると「臨時宿泊証明書」が取得可能な物件が予め分かっており、証明書取得のサポートも付いています。

また、中国のお部屋は基本的に家具家電付きで貸し出されていますが、入居時に必要な家具、家電や修理箇所などを入居日、入居年数、家賃交渉の際に一緒に確認してくれるので安心して任せられます。

その他、入居後のサービスもあります。

光熱費や物件管理費の代行支払いサービス、水の注文、インターネット回線や日本テレビの設置、ハウスキーピングサービス、クリーニングサービスなど(会社によって独自の料金体系やサービス内容あり)。

問い合わせから部屋探し、契約、入居後のアフターサービス、退去手続きまで一連して全て日本語で任せられるので、中国語ができなくても安心です。

今回の私のお部屋探しはというと、日系不動産を使う手もありましたが、予算を抑えたかったので思い切ってローカルの人が探す方法を試してみました!(もちろん現地人の助けも借りながら)

 

思い切ってローカルの人の探す方法を試してみた!

「貝殻」のウェブサイトからアプリをダウンロードできます。

不動産情報が掲載されている 「贝壳找房(貝殻)」という名前の中国アプリを使用しました。

写真や動画だけでなく、バーチャルでお部屋見学できる機能や、生ライブ配信があり実際に見学に行かなくても部屋の様子がチェックできます。

お部屋見学の予約は電話もしくはWechatで行います。各物件にローカル不動産屋さんの担当者が記載されており、直接コンタクトを取ります。

「今から30分後に見に行ってもいい?」など柔軟対応もOK。(約束時間に来ない時は怒らずに待ちましょう)

ネットに掲載されている情報や写真は、客寄せ写真だったり、住所が違ったりするので、直接担当者に連絡する際に再度確認することをお勧めします!

参考程度に日系不動産でワンルームのお部屋を探す場合、4000元〜8000元ぐらい見ておくと良いと思います。

引越し先の私が住みたい場所のイメージはこんな感じでした。

・ゆったりとした町並みで中国のローカルを味わえるような場所
・お家賃2000元前後(日本円30000円前後)
・1Rでキッチンあり、シャワールームとトイレ空間が仕切られている事
・自転車で行ける範囲内に日系スーパーがあること
・ゴキブリ、虫が少ないこと
・日本人の少ない場所

3件見学し、イメージに近いお部屋が見つかりました。日本人のいないゆったりとしたローカル感溢れる町並みで、お家賃は希望の2000元代!

自転車圏内に日系スーパーイオンの他にローカルご飯屋さんが多く立ち並ぶ自分的新スポットを見つけました!これからの新生活が楽しみです。明日も笑顔でニーハオ!

Written by MOKO(中国)

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