こちらは、「在オランダ日本国大使館」と「オランダ外務省」の2つの機関での手続きが必要になりますが、すべて公的機関で行うので日数や費用がはっきりしていて安心確実だと思います。
まず、在オランダ日本国大使館でアポスティーユ付き戸籍謄本の英文翻訳の申請をします。
必要書類は、
・証明書発給申請書
・戸籍謄(抄)本1通(発行日より6ヶ月(未婚を証明する場合には3ヶ月)以内に発行された原本。日本の外務省のアポスティーユ証明が付与されているもの)
申請書は大使館へ行くともらえますが、事前にこちらからダウンロードして記入していくとスムーズです。申請は郵送でも行うことができます。(大使館に電話で問い合わせると丁寧に教えてくれます。)
受け取りは1週間後で費用は10ユーロでした。
受け取りには朝一番に行かれることをおすすめします。大使館は午前9時にオープンします。
この後外務省でリーガリゼーションを申請するのですが、朝11:30までに書類を提出すれば、当日すぐに受け取りができます。11:30を過ぎてしまうと、また翌営業日に取りに行かなくてはならないので要注意。
番号札を取ってしばらく待ち、大使館で翻訳してもらった書類を提出してまたしばらく待つと、リーガリゼーションのステッカーを貼って返却されます。こちらも費用は10ユーロ。予約は必要ありませんでした。(コロナの影響かガラガラでした。)
日本国大使館、オランダ外務省はどちらもDen Haag(デン・ハーグ)にあり、車で7,8分、バスやトラムで20分の距離にあるので、半日ですべて完了することができます。
オランダ外務省はDen Haag Centraal(デン・ハーグ中央駅)のすぐ目の前なので、アクセス抜群です。
後日、市役所の予約を取って手続きに行くと、3分で変更手続きは完了!(担当者によって言うことが変わり、3回目のトライでした汗)
リーガリゼーションは役所や担当者によってなしでも行ける場合もあるそうですが、もし必要と言われた場合はまた出直しになるので取得をおすすめします。
5年前に申請した時はリーガリゼーションがなくても大丈夫でしたが、近年リーガリゼーションが必要と言われることが多いようです。
備えあれば憂いなし。書類をしっかり準備して、スムーズに手続きを進めましょう。
Written by 藤村ローズ(オランダ)
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