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ブエノスアイレスから日帰りで行ける世界遺産があるウルグアイ・コロニア

2020年10月5日
岩井真理

ブエノスアイレスから高速船1時間でウルグアイへ

皆さん、こんにちは。ブラジルサンパウロ州に住むMariです。

前回のブエノスアイレスは気に入っていただけましたか?南米のパリと言われるこの街の魅力はまだ尽きませんが、今回はお隣ウルグアイをご案内したいと思います。

ウルグアイ?ピンと来ないかもしれませんが「世界で一番貧しい大統領」と言ったらご存知では?

2010年から5年間、第40代ウルグアイ大統領を務めたホセ・ムヒカ氏は収入の8割を寄付し、公邸に住むことを拒み、愛妻と愛犬と共に小さな農場で質素な暮らしを続けた人です。

彼が世界の注目を浴びたのは在任中の2012年、リオデジャネイロで開かれた国連の「持続可能な開発会議(Rio+20)」で「私たちは発展のために地球に来たのではない、幸せになるために来たのだ」とスピーチしたからです。

その後映画化され、2016年には来日し一躍有名になったので、私はこの南米の小国ウルグアイのことがずっと気になっていました。

すると、なんと!ブエノスアイレスから高速船1時間で行けるウルグアイがあることが分かりました。

ユネスコ世界遺産に登録されている「コロニア・デル・サクラメントColonia del Sacramento」(通称:コロニア)という古都で、人気の観光地のようです。

首都は同じラプラタ川下流にあるモンテビデオですが、コロニアがちょうどブエノスアイレスの対岸に位置することから、観光客が多く、直通フェリーの発着も頻繁です。

モンテビデオへも、ここでバスに乗り換えて移動する人も少なくないようです。

 

フェリーの乗り方・入国・船内の様子

フェリー会社は主に3つあります。

・Buquebus社:www.buquebus.com

・Seacat社:www.seacatcolonia.com

・Colonial Express社:www.coloniaexpress.com

会社によって時間、料金、場合によって出発する港も異なりますが、いずれも日帰り往復チケットを売っています。

観光客はもちろん、日常的に両国を行き来する人もいるので、なるべく事前にチケットを手に入れておいた方がいいです。国際航路なのでパスポートもお忘れなく!

その日はよりによって朝から大雨でした。恨めしく空を見上げても、しばらく止む気配がありません。

フェリーピアまでは徒歩圏内でしたが、靴の中までびっしょりになるほどの降り様にすっかりテンションは下がり、無言のまま乗船手続きカウンターへ進みました。

次に、2階にある出入国審査へ進む様に指示されました。アルゼンチン側で出国してから、向かいに並ぶもう一つのブースでウルグアイへの入国審査をします。つまり、まだ船に乗っていないけれど、ウルグアイに入国したことになります。

審査が済むと、ロビーで乗船案内が出るのを待ちます。びしょ濡れの靴と靴下を乾かす時間が出来ました。ガラス窓が曇るほどの雨足は衰えることもなく、今日はずっと雨かと思うと、憂鬱な出発になりました。

船の中は広くて、快適。座席は自由席ですが、個室のプレミアムシートもあるようです。船内には両替所があり、ウルグアイペソに交換してくれます。

コロニアは観光地なのでアルゼンチンペソも使えますが、持ち合わせが少なかったのでUSドルを少し替え、冷えた体を温めるためにコーヒーを買いました。

 

観光用巡回バスでビーチリゾートや名所旧跡巡り

ウルグアイ側のフェリーターミナルは思ったより立派でした。でも、雨は降り続けていました。

「外を歩くわけにもいかないし、かといってずっとここにいるのも~」と見回すと、観光用巡回バスがあることが分かりました。フェリーとセットで購入している客は、すぐにバスへと案内されています。

「雨宿りがてらバス乗らない?」という私の提案に夫は鈍い反応でしたが、私は空席があるか訊きに行きました。少し待ってるように言われましたが、バスに乗り込むと私達以外に2,3組しかいませんでした。

バスは北へ伸びるラプラタ川に面したビーチリゾートや名所旧跡を巡ります。今渡ってきたラプラタ川は、海だと勘違いしそうな、河口部の幅270キロという川です。

ビーチを走り続けると、100年以上前に建てられた特徴的な建築物とその先にアメリカ資本の高級ホテルとゴルフ場がありました。

何となく違和感を感じたのは雨のせいばかりではありません。切ない気持ちを抱えたままバスは折り返し、旧市街地Barrio Históricoに戻ります。

観光地とはいうものの、見所はマヨール広場Plaza. Mayorを中心としたこの地区に集中しているので、近くの繁華街フローレス通りAv. General Floresが終点です。

バスが到着する頃には雨はほぼ上がっていました。正直、見るべきものはなく、バスは乗らなくても良かったかも知れませんが、雨が止んでくれたので良しとしよう。

次のページコロニアの旧市街地でマテ茶、世界遺産の街並み

(次ページへつづく)

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