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不安な時こそ「今、この瞬間を生きる」マインドフルネスを実践しよう

2020年7月15日
佐古祐子

激動の2020年、こころはお疲れ気味かも…

皆さま、いかがお過ごしでしょうか? 私はアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ・ベイエリア・シリコンバレーと言われるエリアに住んでいます。

今年に入って少しすると新型コロナウィルスで世界はガラリと変化しましたね。

仕事もプライベートもオンライン化が進み、ソーシャルディスタンスを取ることがデフォルトとなり、生身の人間と会う機会がグンと減った、という体感があります。

しかしどうやら他の国にいる友人や、東京にいる友人・家族、日本の地方にいる友人・家族と話していると、住んでいる地域やそれまでの生活環境によって「コロナ」への捉え方や現状にはかなりの温度差があることを感じます。

もちろん同じエリアに住んでいても、「コロナ」への捉え方やそれによる影響には人によってかなり違いがあったりします。

コロナだ、ソーシャルディスタンスだと世界がひっくり返ったかと思えば、今度はアメリカに根深い「人種問題」が世界中で社会的、政治的に大きな影響を与えています。

アメリカでは大統領選挙が控えています。更に、中国と香港。日本では大雨水害。この世界で起きていることすべてを追いかけていると、こころが休まる暇がありません。

「不安定に、慣れるんだ。安定などそもそも無いのだから。これまで安定・永遠があるような気がしていただけだ」

そんな言葉をどこかで目にしました。本当にその通り。

これまで「普通」で「当然」で「当たり前の日常」だと思っていたことが、一気にガラガラと音を立てて崩れ落ちた感じがする2020年前半。後半は一体どうなるのでしょうか。

尽きない不安と不安定に慣れるしかない。それは正論だけれどもやっぱり不安だし、こころは疲れますよね。

 

不安な時こそ「今を生きる」

それでは、不安との向き合い方について考えてみたいと思います。

私がおすすめしたいのは、不安な時こそ「今を生きる」マインドフルネスの考えを実践することです。人生を点と点、瞬間瞬間を繋げて線にするイメージで捉えて過ごすと、今この瞬間に感じる不安感を抑えることができます。

まだ起きていないことを心配している時、人は自分が想像した未来の中に生きています。起きてしまったことや自分がしてしまった過ちを後悔している時、人はその悔しい過去の中に生きています。

つまり未来を想ってモヤモヤしたり、不安になったり、過去を憂いて後悔して怒りや悲しみが湧く時、私たちは今を生きていないのです。

では「今を生きる」とは、どういうことでしょうか?

それは今感じるこの感覚を感じきること、そして今この瞬間に自分のしている作業に集中することです。目の前のことを思いきり楽しんだり、喜んだり、嬉しがったりしながらこの瞬間を慈しんでみてください。

今生きている、なんて一見簡単で当然のことのように聞こえますが、悩みが多い時や不安が大きい時はついつい「こんなシンプルで当然なこと」だからこそ「今を生きる」ことをおざなりにしてしまうものです。

例えば、何かに悩んでいる時や未来への楽しい妄想に走っている時に「何も手につかない」「ごはんも喉を通らない」状態。こんな時は目の前に一緒にいる人をおざなりにしたり、目の前にあるやるべき事に集中できなかったりします。

「我を忘れる」という表現がありますが、人は自分の頭の中の妄想に囚われている時、今この時の自分を大切にすることを忘れてしまいます。今この瞬間を楽しむことを忘れてしまいます。今目の前にある幸せや、目の前にいる人に感謝することを忘れてしまいます。

状況が不安定なことが恐ろしくなるのは、それを私たちがコントロールできないからです。つまり、コントロールできていれば人は不安になりにくいのです。

そして私たちがコントロールできるのは「今、この瞬間」だけです。今この瞬間どう生きるかを私たちは自分で決めることができます。

今この時があることを感謝して慈しみ、楽しむ。ご自分が心地良いと感じる瞬間瞬間を繋げて線にしながら過ごすイメージで暮らしてみてください。

不安な時だからこそ、今この瞬間に自分を喜ばせることや自分が心地良いと思うことを是非最優先して選んでみてください。疲れた時や不安な時ほど自分にやさしくしてあげてくださいね。

Written by 佐古祐子(アメリカ)

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