カナダで初めての子犬の予防接種。病院の探し方、コロナ期間の特別対応

初めての子犬の予防摂取

みなさんこんにちは。Living Like a Local のAiです。少しずつですが、カナダの日常が戻りつつある今現在。

カナダでワンちゃんとの生活が始まって、早2ヶ月が経とうとしています。コロナによってSTAY HOMEのどんよりした毎日が、すっかり賑やかになったのはPuppyが我が家にやってきたから。

私の住む夏のバンクーバーは夜の10時まで明るいので、お夕飯後に公園やビーチでピクニックをしながら、ワンちゃんを連れて家族でお散歩に行くのが日課となりました。

高校生と中学生の思春期真っ盛りのティーンエイジャーの私の子供たちも、ワンちゃんと一緒なら喜んでお出かけしてくれるので、家族の楽しい時間が増えたことはとても嬉しいことです。

さて、犬の予防接種は基本的に生後2ヶ月以降、2週間から4週間おきに3回の接種、そして生後1年後から毎年1回受ける必要があります。またその他オプションもあります。

1回目はブリーダーさんが受けさせてくれました。2回目の予防接種を受けなくてはいけないということで、初めて動物病院へ連れていくことに！

大切なのは動物病院選び。

一年以内に去勢手術もお願いし、ずっとお世話になる病院。小さな病院よりはしっかりした設備のある大きい病院の方が良いと勧められ、知り合いから紹介された病院、Granville Island Veterinary Hospitalに決めました。

まずは電話で予約します。2回目の予防接種を受けたい旨を伝えると、予約可能な日時がなんと1ヶ月先と言われびっくり。

予防接種だけだから明日にでも予約が取れるだろう、なんて安易な考えでいた為、既に2回目を受けなければいけない期間ギリギリでした。1回目の予防接種から随分と期間があいてしまう事を伝えると、無理を言って2週間先の予約に変更してもらえました。

未だに電話での英語は緊張してしまうのですが、お粗末な私の英語でも丁寧に対応してくださり、非常に対応の良い病院で第一印象から好印象でした。また、予約前日には、リマインドの電話をわざわざかけてくれるという丁寧な対応。

コロナの影響で特別対応の中での予防接種

いよいよ予約当日。コロナの影響で病院内に立ち寄ることはできません。まず、到着したら電話をします。すると、受付から「ドクターから折り返し電話を掛け直すので、お待ちください。」とのこと。

駐車場もたくさん完備してあるこちらの病院では、周りの車を見ると、運転席で待機している飼い主たち。

なるほど、全ては車の中で電話で問診！という事だ。大変、電話で専門用語を言われたって全然分からないと少し焦ってきました。

2、3分後にすぐコールバックしてくれたのは、女性の優しい声をした獣医さんでした。

始まったのは電話での問診。生年月日、体調についてなどを聞かれ、そして予防接種の内容について説明を受けました。目やにとくしゃみが気になっていたので、その旨を伝えました。

更に今後キャンプに行く予定はあるか、ペットホテルに泊まらせる事はあるか、飛行機に乗せることはあるかなど聞かれ、追加で必要な予防接種の内容の説明がありました。

そしてワンちゃんの健康診断をするので、前回の予防接種の内容を写真に撮ってメールで送ってくださいと言われ、ようやくワンちゃんの引き渡しとなりました。

病院の裏口からドクター自らが対応してくれ、ワンちゃんは抱っこされながら病院内へ。もちろん私たち飼い主は同行することはできません。

10分後ぐらい経ったでしょうか。車の中で待機していると、ドクターから電話がかかってきました。ワンちゃんの健康状態は良好ですとのこと。おすすめされた追加のワクチンをお願いし、再び待機します。

そして5分後ぐらいに再び電話がかかってきました。無事に接種が終了し、とても良い子でした！との報告。

気になるお値段は、健康診断、予防接種、接種後の1タブレットのお薬代を含めて171CAD（日本円で約1万4千円）。決済に関しては、クレジットカードの番号を直接伝え、メールでレシートを送ってもらうというシステムでした。

再び、裏口からドクターがワンちゃんを抱えてきてくれましたが、飼い主に引き渡すのみ。

問診、結果報告、次回の予約、決済も全て車の中で電話でのやりとりという、コロナの時期あっての異例の予防接種となりました。

予防接種後は緊張で疲れたのか、帰宅するとスヤスヤと寝入ってしまったノア。初めての海外での動物病院は、飼い主でもある私たちにとってもドキドキの初体験でした。

Written by 矢寺愛（カナダ）