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200以上の多民族が共存する多文化主義オーストラリアでの生活

2020年4月10日
ピーパット愛美

ディープな異文化交流を経験し、世界は知らない事だらけだった!

こんにちは。「気ままにOZ Life」担当のピーパット愛美です。

このコラムでは、オーストラリア・メルボルン在住の私がオーストラリアの文化や移住で普段感じていることや考えたことを気ままに書いていきます。

第一回目のテーマは「文化の違い」についてです。

私は学生時代、カナダ、イギリス、アメリカ3カ国へ留学しました。

生粋の日本人、沖縄出身の島ンチュで、こり固まった価値観を持っていた私は海外に出る度にカルチャーショックを受けました。そこから世界の広さ、自由さを知りました。

その後、就職、結婚、出産、離婚、再婚、そして開業と30才を前にして既に冒険のような人生を歩んでいます。

そんな中、2019年3月、夫の地元であるオーストラリア・メルボルンへの移住を一大決心しました。

「海外に住んだことはあるし、きっと今回はカルチャーショックなんてないはず!楽勝だー!」と思っていました。

が、永住を決めたと同時にもっとディープな異文化交流を経験し、世界は知らない事だらけだー!と改めてカルチャーショックを受けているところです。

 

そもそもオーストラリアってどんな国?三つの基本理念とは?

オーストラリアは日本のおよそ22倍のとても広い国です。

200以上の多民族的背景を持つおよそ2400万人(日本の約6分の1)の人々が暮らしています。国民の4人に1人は海外生まれで、多文化主義国家として知られています。移民もそうですが、難民の受け入れもしています。

オーストラリアの多文化国家の基本理念は、三つの柱で成り立っています。

①それぞれの文化、宗教、文化的伝統を重視し分かち合う権利
②宗教、言語、文化の壁を超えて自由になる権利
③バックグラウンドに関わりなく、技能と才能を維持し発展させ効果的に用いる権利

このように、それぞれ尊敬し合いながらより良い国づくりをしていきましょうという考えです。

この理念は、教育の場でも見ることができます。

私の娘の通う幼稚園でも、アクティビティーでそれぞれが家庭で話す言語で挨拶するとか、それぞれのバックグラウンドの国旗を書いて見るとか、幼少期から自分のもつ文化と違う文化を理解し、尊重するするという教育がされています。

 

どうしたら文化や宗教の違う人と分かり合える?

今、私は夫とその家族6人と娘と一緒に暮らしています。

夫はメルボルン生まれ、メルボルン育ちのオーストラリア人です。義理の両親は、どちらも中華系の東南アジア人です。家で話される言葉は、英語。

両親は東洋的で保守的な価値観を持ち、子供達はオーストラリアの自由で革新的な価値観を持っています。

さらに私は、日本生まれ日本育ちの移民。そうなんです!まさにオーストラリアを縮小したような、とてもマルチカルチャーな家族なんです。

そんなマルチカルチャーな家族と過ごしてみて、どうやってお互いの文化を理解しあっているのかまとめてみました。

①口論ではなく、討論

私達はよくそれぞれの意見の違いで口論になったりしますが、その後、感情が落ち着いた後にきちんとそれについて討論をします。

お互いがわかり合うためのプロセスだと家族みんなが思っているので、定期的にファミリーミーティングを持ち、討論をします!意見を表現していくことで、相手の大事にしていることや価値観がわかります。

討論をする文化で育っていない私は、初めは自分の意見を述べることを躊躇していましたが、それは失礼だと見られるらしく、私もしっかりと自分の意見を主張するようにしています。

②知ろうとする気持ち

お互いの文化背景を理解するために、その国の宗教や歴史など簡単でいいので、調べて理解する努力も必要です。私は、ウィキペデアなどでざっくりと調べます。基本的な情報はウィキペデアで十分だと思います!

家族のメンバーも積極的に、日本に関しての質問を私に投げかけてきます。政治の話や人口について、社会問題、私が知らない事まで知っていたりするので、驚きます!

多国籍なので、いつも話が世界中の文化や経済の話になります。一緒に住んで毎日時間を過ごしているのに、いつも新しい発見があり楽しいです。

どんな人間関係でもそうですが、オープンマインドで違いを楽しみ、自分の中の当たり前を広げ、話を聞いてみることが相手を理解する事の第一歩だと思います。

Written by ピーパット愛美(オーストラリア)

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