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最もポピュラーなランチ、ポルキロとは?ブラジルのランチ事情

2019年11月6日
岩井真理 (ブラジル)

水曜日と土曜日に食べるフェイジョアーダ

一方、フェイジョアーダとは、黒豆の肉煮込み料理で、水曜日と土曜日に食べるのが習慣です。

これは一説に、奴隷制度があった時代に、主人が残した肉の部位(内臓など)を黒豆と一緒に煮込んだのが始まりと言われています。

見た目はおしるこ?なんですが、味は強めの塩味。ご飯を添え、キャッサバ芋の粉を乾燥させたものをふりかけて食べるので、結構お腹にドーンときます。

これとは別に、フェイジャォン(feijão)という豆だけを煮込んだ汁物もあります。こちらはご飯にかけて毎日食べる、日本人にとっての味噌汁みたいなものです。

 

最もポピュラーなランチ、ポルキロ

ブラジルの普段の日のランチで、最もポピュラーなのは「ポルキロ(por quilo)」というブッフェ形式の量り売りランチです。

ポルキロは、ポルトガル語でpor quiloと書き、「キログラム当たり」という意味。

働く人達にも人気で、前菜やサラダから始まり、メイン、デザートまで、食べたいものをお皿に乗せて進んでいきます。

そして、最後に重さを計り、コマンダーという番号札を渡されます。

お代わりする時は、お皿と共にコマンダーを出せば、また計って金額を加算してくれます。

それぞれの店の特徴に合わせて、メインはステーキ肉、魚、パスタ、ストロガノフなど、メニューがとても多彩です。

 

意識高い系ブラジル人に人気の日本食のポルキロも

中でも、興味深いのは、オリエンタル食料品店に併設した日本食っぽいポルキロです。

意識高い系ブラジル人の間では、日本食はヘルシーフードとして人気が有ります。

酢の物、唐揚げ、卵焼き、しめじの炒め物、イカリング、サーモンだらけの寿司などと一緒に、春巻き、餃子、焼きそばなども並びます。デザートも、プリンやシュークリームといった日本でもお馴染みな物を揃えており、正確には日本食とは言い難い物もありますが、ホッとするラインナップです。

ポルキロのもう一つ良いことは、私達外国人でも目で見て好きな物を選べるので、もしブラジルに住み始めたばかりでポルトガル語がよくわからなくても、楽しく食事が出来ることです。

サラダ山盛りの人や、お肉食べまくりの人、揚げ物だらけの人など、チョイスも様々で、他人のお皿を覗くのもちょっと楽しみ!その日の気分が違う同僚とも一緒にランチに行けるのも良いですね。

お店のランクによって、価格は多少違いますが、写真の盛り合わせで、日本円で約750円くらい。お肉やラザーニャなど重量のあるものを取ればもう少し高くなります。

ブラジルは、決して物価は安くありません。安いのは、牛肉と果物とビールだけです。食品に限らず、それ以外の物は東京で暮らすのとあまり変わらない気がします。

それでも、ブラジル人はいつも何かを食べてます。

食後に甘いものは欠かせませんし、日常的にお菓子類を摘んだり、夕食の時間が遅いせいもあって、夕方4時ごろのランシェ(軽食)にコシーニャやパステウなどの揚げ物を食べることもしばしばです。ヘルシーを意識している割には、カロリー高めです。

最後に、サンパウロ市営市場内名物のモルタデーラハムのサンドウィッチをご紹介しましょう。

こんな大きなサンドウィッチも、ブラジル人はランチやランシェでペロリと平らげて、あの体型をキープしているわけです。(笑)

あなたはどれを食べてみたいですか?

Written by 岩井真理(ブラジル)

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