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家族旅行にも最高!豪華客船クルーズ旅の魅力【前編】

2019年10月23日
土屋芳子 (マレーシア)

ヨーロッパクルージングの魅力

美しく伝統があるヨーロッパの国々をめぐるクルージングでは、青く透き通った空と、白い建物や遺跡、趣のある教会や美術館、カラフルで美しく活気のある市場を楽しめます。

飛行機でいくには乗り継ぎが必要な、リゾート地である小さな魅力あふれる島を一日中散策したり、世界遺産の、童話から出てきたような村を訪れたりすることができます。

のどかな小さな港だと、スリや観光客目当てのボッタクリに遭遇するようなわずらわしさもありません。

寄港地は、小さな港町などでは、船を降りたあと自分たちで好きなように散策できる場所が多いのですが、もしも少し足を延ばして有名な世界遺産に行きたい、などの場合は、パッケージツアーが用意されています(有料)。

前日までに船のツアーデスクで申し込むと、寄港地についてから、団体でバスに乗って観光したりができるので、自分で動くより連れていってもらった方が楽な方は、ガイドさんと一緒に観光できます。

船のパッケージツアーに申し込まなくても、船を降りるとたいていは、観光用二階建てバスや貸し切りタクシーやパブリックバスなどが待ち構えているので、内容や価格を聞いてからくらべてみて、好みのものに乗ったら自分なりに観光できます。

船に乗ってくる方々は、ヨーロッパ中からきているので、船内の放送やショーでの言語は、イタリア語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、英語、と5か国一斉に行われることも珍しくなく、船でのエンターテイメントを担当する方の言語力に圧倒されます。

「ヨーロッパに来てる感」がすごくありますよ。

 

船内での食事

食事は、コース料理のレストランと、ビュッフェレストランの両方が開いている船が多いです。すべての食事の飲食代は料金に込み。

朝日を見ながらビュッフェの朝食をとったり、ルームサービスでも無料か3ユーロなどのわずかな金額。

夜のコース料理レストランでは、毎日変わる選べるメニューの中から、好きなものを好きなだけいただくことができます。

例えば、イタリア船(コスタクルーズやMSC)だと、前菜、メインはパスタやリゾット、肉や魚、デザートとメニューがあるので、その中から前菜を3皿とか、メインを2皿とか、たくさんオーダーしても全部無料です。

お酒はたいてい別料金ですが、たくさん飲む方には、飲み放題のお得なパッケージなどが用意されています。ワインはボトルキープができるので、飲みきれない場合は翌日の夜に。

レストランは、1日のうち20時間も開いていて、午後の小腹がすいた時間にはケーキやフルーツが並べられ、夜中にお腹がすいたら、作り立て、焼き立てのピザをいただくことができます。

船内でいただくものは、パンもケーキもアイスクリームもパスタも、ほとんどすべてのものが船内で手作りされています。

【後編】では船内でのサービスやルール、気になる予約方法などをお伝えします。お楽しみに!

(後編は2019年10月25日公開)

Written by 土屋芳子(マレーシア)

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