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イギリスで植物を愛でる

2019年10月9日
伊藤結子

人々の暮らしが植物と共にある

ロンドンに住み始めて1年半経ちました。

イギリスに住んで思うこと、それは、人々の暮らしが植物と共にあるということです。

こんなに植物が心に染みるのは何故だろう。

個人的には、あくせく生きていた若い頃と比べて、少し心が丸くなってきたせいもあるかもしれません。

イギリスでは、老若男女が植物を愛で、暮らしの中に植物が溶け込んでいるのが生活のあちこちで感じられます。

私も最近ではすっかり公園めぐりが趣味となってしまいました。

家の近くにも公園があるのですが、少しでも晴れると、皆、思い思いの格好で日差しを楽しんでいます。

 

1年で2週間しか咲かないブルーベル

5月の初めごろ、森の妖精と呼ばれるブルーベル(ホタルブクロ)の花を鑑賞するために、西ロンドンのオスタリーパークまで足を伸ばしました。

青い鈴のような可憐な花の絨毯がどこまでも広がっていました。

日本で春を感じる花と言えば桜ですが、イギリスではブルーベルなのです。期間限定でたった2週間しか咲かないこの花が、こよなく愛されています。

最近では、スペイン原産のブルーベルの外来種が街中で見られるようになりましたが、イギリス人が愛するのは在来種であるブルーベルの花です。

在来種を保護するための国立公園がいくつかあり、大切に守られています。

ブルーベルの森を訪れたこの日に、野生のハリネズミに出逢いました。

 

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スライドして、2枚目のビデオも見てくださいね。ハリネズミのよちよち歩きがとってもかわいいんです。

また、同じオスタリーパーク内に咲いていた藤の花も美しかったです。

 

イギリスといえば薔薇

イギリスといえば、薔薇です。

6月ごろに各地で見られる薔薇。各地の公園の中に設けられているローズガーデンはもちろん、個人の家でも育てられ、美しく咲いている薔薇。

街歩きをしているだけでもいろいろな色や種類の薔薇がいたるところに咲き誇っています。

19世紀のイギリスのデザイナー、ウィリアム・モリスが新婚時代に住んでいたレッドハウスを訪れた時のことです。

ウィリアムモリスといえば、植物柄の壁紙やステンドグラスで有名ですが、その植物の柄の原点となったかもしれないイングリッシュガーデンが素敵でした。そこに植えられている薔薇のアーチは、満開ではなかったものの上品で美しかったです。

ラベンダー畑も、美しいです。7月にラベンダー摘みに行きました。今年は、リース作りにも挑戦しました。

もしかしたら、冬が長く雨も多いイギリスではすぐに暗い気持ちになりがちだから、植物から元気をもらっているのかもしれません。

Written by 伊藤結子(イギリス)

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