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アラサー女子がヨーロッパにMBA留学して必死に転職活動した話

2019年8月14日

皆さん、こんにちは。

オランダの南部アイントホーフェン在住の藤本シタル陽子です。オランダには2016年にMBA留学をきっかけとして移住してきました。

MBAと言えばアメリカが主流、ヨーロッパでもフランスやイギリスの名門校を目指される方も多いと思うのですが、当時の私はオランダ一択。

何故ならば、卒業後の海外就職を目指していた私にとって、2016年まで日本人の就労ビザが一時的に免除になっていたオランダはまさに理想的な留学先だったのです。

また英語で勤務可能な企業が多いのも最大の魅力でした。

では、MBA取得はオランダでの就職に役に立つのか?

この質問にお答えする前にオランダの転職市場について説明したいと思います。

オランダの求人は専門がかなり細分化されており、その都度会社に必要なポジションがピンポイントで募集にかけられます。

リンクトイン等の求人サイトに掲載される案件を見ても、遥かに詳しく「わかる人にはわかる」ように職務が明記されています。

これには2つオランダ独特の理由があります。

一つ目は、オランダの転職活動はネットワーキング・紹介がメインであるということ。欠員が出た際に、採用者や採用者の知人が紹介で入ってくることが多いのです。

以前一緒に働いていたり、大学の同級生だったりすると、応募者の能力が求人と合致しているか、性格が会社のカルチャーとマッチするかの判断が比較的簡単なので、採用の失敗が起きづらいという利点があります。

二つ目は、オランダの教育がスペシャリスト養成型になっていること。

オランダでは12歳で自分の専門分野を決めて、20~22歳で学校を卒業するまでその分野を集中的に勉強します。

最終学位を取得した後は、スペシャリストとしてその分野の仕事に就くため、これも求人が細分化される一因だと言えます。

「大学で英文学を専攻した後、営業として新卒採用、経理部門で主任を務めた後、人事部で課長補佐をしております」といった日本人にありがちなキャリアパスとは対極にあると言えます。

このような市場で、”ジェネラル”マネージメントを勉強するMBAが転職にダイレクトに役に立つかというと答えはNoです。

MBAホルダーであっても経験(と運)がなければ、よほどのコネがない限り採用は厳しいです。ましてやオランダ人はケチなので面接で「(給料が)高そうな人材ですね」とはっきり言われたこともあります。

ただ逆に言うと最初の一社が決まれば、あとは自分の能力次第でどうとでもなるとも言えるので今は楽天的に考えています。

ではオランダでMBA留学したメリットは?というと、1年生活する上で自分のネットワークができることや何十社も応募をするにはそれなりの時間がかかりますが、学生というステータスを使って思う存分就活に時間をさけることなどがあります。

また、リンクトインを使って地道に職探しをし、その活動を通してコネがまたできることもあります。

日本では転職エージェント頼みだった転職活動ですが、オランダではほとんど利用していません。これもオランダ独特なのかもしれないですね。

次回以降は、長い転職活動の後採用されたオランダの大手企業でのお仕事の話や、その後のドイツ企業への転職の話をご紹介したいと思います。

Written by 藤本シタル陽子(オランダ)

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