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子供がてんかんで専門医に検査入院。香港の医療事情について

2019年7月5日

今回、娘がてんかんを発症した際に義母から香港の脳外科専門医をすすめられた。事の詳細についてはブログの方に書いたので、興味のある方はご覧くださいね。

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予約をして訪れたのは、義母の香港友人が紹介しれくれた個人開業のドクターである。クリニックのあるビルに入っているのは全て医療施設や専門医であった。

ドクターは十分に話しを聞いてくれ、とても丁寧な印象。娘にもわかりやすく説明してくれた。初診料は1200HKD(1万7000円)。高い。高いが香港の開業医でこの値段はまだ良心的だそう。

精密検査を行うことになり、そのドクターと提携している私立の総合病院へ入院するとなる。

クリニックスタッフがその場で入院日時や検査項目を病院とアレンジしてくれ、娘と私は日を改めて指定病院へ赴くこととなった。

そして、入院当日。入院中はその個人開業のドクターが病室まで来てくれ、状況の確認や検査報告を見て簡単な説明をしてくれる。このシステムはマカオにはない。香港ならではだと思う。

娘が受けた検査は、MRA, MRI,脳波測定,血液検査。

時間的にそれほどかかるわけではないが、入院をしたのは医療保険がおりやすいから。

日本のように国民皆保険システムがなく、個人で民間の医療保険を購入する人がほとんどである香港マカオであるので高額な検査を行う際は、高確率で保険利用ができる入院プランが一般的のようだ。

 

香港もマカオ同様、政府系と私立系の医療機関に分かれる。

前者はID保有者であれば安い金額で医療行為がうけられる。マカオと同様100HKD(1500円)前後での診療が可能だ。

一方、私立系はマカオ以上にサービスが充実しており日本語の通訳サポートのある病院もいくつかある。

ただし、その分お高い。今回娘が入院したのは日本語サポートのない私立系病院で、検査入院費用は合計14,000HKD(約19万円)であった。

香港の私立系病院は、政府系病院の何倍~何十倍の金額がかかる。そのため個人で保険に加入しておく必要性は十分にでてくる。

保険を適用する場合はまず病院への支払いを行い、その後保険会社に申請して約1か月ほどで保険会社が審査決定した金額の小切手を受け取るという流れになる。

 

1泊の検査入院を終えた翌週に、ドクターのクリニックへ検査報告を聞きに行った。

結果は、ローランドてんかんという小児期の代表的な良性てんかんであって年齢とともに収まるだろうとのこと。1度しか発作がでていないことから服薬は行わず、激しい運動はさけ、睡眠をよくとり、ストレスレベルの視覚聴覚刺激を避ける対策をしなさいということであった。

小児てんかんを専門とする先生(香港の個人開業医)を紹介してもらい、今後はその先生に診てもらうといいよと紹介状を書いてくれた。

詳しい病名や対策がわかってほっと胸をなでおろし、早速マカオの保険会社に医療保険の申請に行った。

ところが、申請フォームが違うといわれショック!再度、香港のドクターに適正フォームに報告内容を書いてもらう必要があるのと、病院の印鑑をもらいに行かないといけないことが発覚する。ガーン。

私の香港通いはもう少し続きそうだ。

Written by 周さと子(マカオ)

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