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日本から持ってきてよかった!あなたの海外生活三種の神器は?

2019年5月8日
藤村ローズ (オランダ)

あなたの「海外生活三種の神器」はなんですか?

2019年4月30日に前天皇がご退位、5月1日に新天皇がご即位され、「令和」の時代がはじまりました。退位の儀式「退位礼正殿の儀」やご即位の儀式「剣璽等承継の儀」をみなさんはご覧になったでしょうか。

儀式の中で授受されていた三種類の宝物、「八咫鏡(やたのかがみ)」・「八尺瓊勾玉(やさかのまがたま)」・「草薙剣(くさなぎのたち)」。

いわゆる「三種の神器」。これらは日本神話において、天孫降臨の際に天照大神(あまてらすのおおみかみ)が瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に授けたとされており、日本の歴代天皇が継承してきたとても大切なものです。

では、「海外生活三種の神器」はなんでしょう?

人によっても異なると思いますが、海外生活15年目の私の日本から持ってきた「海外生活三種の神器」について考えてみました。

 

1.炊飯器

日本人の主食は米、うちの主食もやっぱり米。ご飯さえあれば、おかずはローカルのものでも缶詰でもなんとかなります。ご飯に何かおかずとインスタントの味噌汁なんてあれば、立派な和食の完成。

炊飯器があることで新しい国に引っ越しても、すぐにいつものペースを取り戻しやすく、新しい生活の立ち上げもスムーズに行くような気がしています。

炊飯器がなくても鍋や土鍋でも米は炊けますが、やはり食べる頻度(ほぼ毎日)と一度に炊く量(基本的に5合)を考えるとかなりの手間がかかってしまいます。

ですので我が家は引っ越しの際、炊飯器は手荷物で運びます。お釜の中に袋に入れたお米を数回分入れておくと、新しい国に着いてすぐにご飯を炊いて食べることができます。

海外対応の変圧器不要のものがベター。海外でも売っていることもありますが、見つけるだけでも一苦労ですし、日本の方が安いです。ネットショップや空港で入手可能。

 

2.変換プラグ(トラベルアダプター)

これは旅行でも言えることですが、国によってプラグの形が違いますよね。たまたま同じだったらいいのですが、形が違うと、携帯の充電器をはじめとする電化製品が使えなくて本当に不便です。

今の時代はスマホは連絡を取るだけでなく、もはやライフラインなので、いつでもどこでも充電できるように変換プラグは欠かせません。

移動の途中などはこれ一台で家族で使えて便利です。それに加えて、延長コードも一緒にあるとさらに便利。すぐ近くに差込口がない時などにも役に立ちます。

 

3.ブラキャミとインナー

ブラとキャミソールが一体になっているブラキャミはとても便利ですよね。気が付けば、下着はほぼブラキャミになっている私。海外でもキャミソールは普通に手に入りますが、ブラキャミはなかなかお目にかかりません。

海外にもユニクロは出店しており、アムステルダムにも昨年オープンしましたが、日本での価格を知っているのでやっぱり日本で買いだめして来てしまいます。日本で買えば、他のメーカーのものも色々ありますしね。

また、寒い国ではインナーも欠かせません。やはり日本の製品は質がいいです。こんなに薄いのにこんなに暖かいなんて…。

海外でもインナーは売っていますが、暖かいものは生地が厚くて着ぶくれしてしまいますし、薄いものは暖かくない。しかも毛玉もできやすかったり。よく使うものなので、着慣れた日本のものがいいのです。

 

他にも買ってきた方がいいおすすめアイテム

3つ厳選すると私の場合は上の3つになりましたが、他にも、天然だし、地元の味噌、雑穀、ふりかけ、パスタソース、日本米、ホッカイロ、化粧品などは日本から買ってくることが多いです。

だしや味噌は量販のものは海外の日本食材店でも売っているのですが、産地や製造先、原材料にこだわったお気に入りのものを運んできます。

最後に新天皇の即位の儀式を見逃してしまった方のために、ビデオを貼り付けておきます。

日本の元号が変わることは海外でも注目されており、何人もの人から「Emperorが変わって今年は10連休になんでしょう?」と聞かれました。

そうなのですが…、天皇がエンペラーってどうもしっくりこないのは私だけでしょうか。

誰も何も言葉を発せず厳かな雰囲気の中、新天皇が三種の神器を継承され、新しい時代「令和」の幕開けとなりました。

Written by 藤村ローズ(オランダ)

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