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日本のクラフトやデザインプロダクトがオランダで大注目!MONO JAPAN 2019

2019年3月15日

オランダのLloydHotelで2/2~4に行われたMONO JAPANに行ってきました!MONO JAPANとは、日本のクラフトやデザインプロダクトに特化した展示・即売会です。

今年で4年目の開催となるMONO JAPANは、「ヨーロッパのライフスタイルによりあったモノ」や「日本のモノづくりや世界観を伝えるモノ」を集めたそうです。

ホテルで開催される展示会といえば、みなさんはどんな展示会を想像されますか?

わたしは普段パーティを行なっているような広い会場で行われるものだと思っていたので、実際に足を踏み入れてびっくりしてしまいました!

なんと、MONO JAPANではホテル全体が展示会場となっているんです。

本来宿泊するための客室ひとつひとつが展示室になっており、部屋ごとに異なる雰囲気や内装で、出展者の方々は部屋に合わせて上手く展示していました。

それもそのはず。

ここはその昔に刑務所や少年院に使用されていた建築物を、オランダを代表する建築家グループ・MVRDVがリノベーションをしたホテルなのです!

部屋もそれぞれオランダ出身の様々なデザイナーがリノベーションを担当し、現在はアムステルダム市が保護指定する建物となっています。今度はぜひホテルとして利用してみたいです・・!

そんなホテルでの展示会は、次はどんなモノに出会えるのだろう、とワクワクしながら回りました。気分はまるで探検家になったかのようと書くと伝わるでしょうか。

バスタブの上やベッドの上など、展示にも工夫が凝らされていて、「あ、ここはベッドルームなんだ!」「洗面台にも展示してある~」とその工夫を発見する楽しさも。

 

また、オランダでみる日本のものは、懐かしさを覚えると同時に細やかな作業から生まれる美しさを感じました。

特に亀井紀彦さんが手掛ける「手の中の大自然」をテーマにした作品がとても印象に残っています。

展示室には亀井さんが実際に作品を製作しており、石に小さな小さな花をピンセットで飾っていく過程を間近で見ることが出来ました。

 

とても細やかな作業で表現されている鮮やかなデザインはどれも可愛らしさと斬新さを感じる作品ばかりで、花を愛するオランダにもぴったりですね。

セレクトショップを運営している方や、企業の方などもいらっしゃっていたようで、展示室で商談が始まったりもしていました。海外で日本のモノを見られるのはとても嬉しいです!

また、日本酒やラーメンも提供されていましたよ!ヨーロッパのマダムたちが日本酒を飲みながら談笑している光景は、なんだか不思議で、でもなんだか誇らしくも感じました。

ワインもいいけど、日本酒もやっぱりおいしいですよね^^

異国の地の人々に、こうして日本のことに興味を持ってもらえることはとても嬉しいことだなと改めて感じることができた1日でした。

来年はどんなモノが展示されるのか・・皆さんも要チェックです!

最後に耳寄り情報。オランダではオンラインチケットと当日販売チケットだと値段が異なり、オンラインの方が安く買うことができます!今回も例に外れず、オンラインのほうが2.5ユーロほど安く・・

事前にチケットを購入せずに会場へ行きましたが、入る直前にオンラインで購入して入場しました。(笑)

美術館などでは予約が必要なこともありますので、このような展示会や美術館に行く場合はオンラインでチケットを購入していってくださいね。

Written by Yuki.T

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